実に様々な大きな効果を私たちの体に及ぼしてくれます○
”腹式呼吸によって得られる5つの効果” や ”腹式呼吸のやり方” など、腹式呼吸のイロハについて説明していきます☆
腹式呼吸の5つの効果とやり方について
● 普段の呼吸(胸式呼吸)と腹式呼吸の違いとは?
まずは普段私たちがしている胸式呼吸と、様々な効果をもたらしてくれる腹式呼吸との違いについて知っておきましょう!
胸式呼吸
肋骨の間にある筋肉の【肋間筋】という筋肉を使って行う呼吸。
大きく息を吸って吐くと、肩が上下に動き、胸がへこんだり膨らんだりする。


本題の「腹式呼吸がどんな効果をもたらしてくれるのか?」という部分について見ていきましょう♪
● 腹式呼吸によって得られる5つの効果.
1、各臓器の機能がアップする.
胃や肝臓や腎臓などのほとんどの臓器は、胸より下のお腹の位置あたりに配置されています!
ですので、胸式呼吸で胸付近が膨らんだり縮んだりしてもほとんど影響はないのですが、
腹式呼吸をすると良い意味で各臓器に刺激が行き渡り、臓器の機能が良くなる効果が見込めるんです。
胸式呼吸ばかりで臓器にあまり刺激が与えられていないと、臓器がどんどん衰えていき、
ガンや心筋梗塞、肝硬変や腎不全など様々な臓器の病気へと繋がってしまいます⤵
若いうちは良いかもしれませんが、歳を重ねていくとどんどん臓器の衰えによる健康障害のリスクが高まっていきますので、
腹式呼吸で臓器のケアをしていくことはかなり重要になってきます☆
2、お腹周りのシェイプアップ効果.
普段の呼吸の胸式呼吸では、ほとんどお腹の筋肉を使うことはありません×
ですが腹式呼吸をする際には、お腹の内側の筋肉 (インナーマッスル) を確実に使います○
お腹の内側の筋肉は日常生活ではほとんど刺激がいかない筋肉なので、運動などをしていない人はみるみる衰えていきます⤵
そしてお腹の内側の筋肉が緩んでいくと、同時に表面のお腹周りもどんどんだらしのない見た目になっていきます。
腹式呼吸を普段の生活に取り入れるだけで、お腹の内側の筋肉がキュッと引き締まって、同時に外側のお腹の見た目も少しずつ良くなっていくこと間違いなしです!!
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3、姿勢や腰痛が改善する.
胸式呼吸は姿勢が悪くてもできますが、腹式呼吸は背筋を伸ばし、肩甲骨を寄せた姿勢でないと正しくできません×
やり方は後ほど、、、。
腹式呼吸をしたからといって急激に普段の姿勢が良くなるわけではありませんが、
良い姿勢で行う腹式呼吸をしていると良い姿勢を保つ意識が高まりますので、自然と良い姿勢で過ごす時間が増えます○
さらに先ほど言ったように、お腹の内側の筋肉も付きますので、良い姿勢を保てる体づくりにもつながります♪
さらにさらに姿勢が悪いことによって腰痛を引き起こしている人は、姿勢と共に腰痛も改善していく可能性が高いです!
姿勢が良くなることは、体の不調だけでなく、心の不調を正すことや素敵な立ち姿・外見にもつながってきますので、素晴らしい効果と言えますね☆
4、リラックス状態になって自律神経が整う.
自律神経とは、呼吸や血流の動き,体温調節など、生きるために必要な働きを人間の意思とは関係なくコントロールしてくれている神経です!
ということは自律神経が乱れると、血流の動きが悪くなったり、体温調節がうまく出来なくなったりするわけです×
自律神経についての詳しくはこちら→「自律神経が乱れるとどうなるのか? 自律神経の基本知識を簡単に☆」
そんな私たちが生きていくうえで大事な自律神経は、リラックスした状態の時間が短くなって、緊張状態の時間が続くことで乱れやすくなります。
そこで腹式呼吸の出番です!!
人間は緊張状態のとき、呼吸が浅くなって体中に酸素がうまく行き渡っていない状態になってしまいます⤵
そこで腹式呼吸によって大きく! 深く! 呼吸をすることで、体中に酸素が行き渡り、全身が緊張状態からリラックス状態へと誘うことができます!
そうなると、緊張状態の時間が長くて乱れていた自律神経が整いやすくなって、体や脳の様々な働きが正常に機能するようになります
自律神経の乱れによる症状がある方は特に腹式呼吸を意識的に取り入れてもらいたいものです♪
5、疲労回復・冷え性改善・コリの解消・代謝,免疫力アップ・美肌効果・集中力アップ.
一気にまとめて効果を挙げましたが、これら全てが腹式呼吸によって酸素を多く吸い、血流が良くなることによって起こる良い影響なんです!!
腹式呼吸によって血流の流れが良くなると、、、
・体中の細胞が活性化して、疲労回復のスピードが上がる.
・体がポカポカして冷え性が改善.
・血の巡りが良くなってコリが解消.
・免疫細胞が活性化して代謝や免疫力がアップ.
・お肌の細胞が元気になって肌が若返る.
・脳に酸素が行き渡り、集中力がアップ.
などの様々な良い影響を私たちの体に与えてくれます♪
● 腹式呼吸のやり方.
胸式呼吸と腹式呼吸の違いのところでも言いましたが、腹式呼吸は横隔膜を上下させて行う呼吸法です!
ですが、横隔膜を意識的に動かすことって中々難しいことです。。。
ですので横隔膜というよりかは、お腹をへこませることと膨らませることを意識することが大事になってきます!!
そしてそのお腹の動きにプラス、”所定の秒数×吸う&吐くの呼吸の動き”で腹式呼吸の完成です○
お腹の動き×所定の秒数×吸う&吐くの順序は次の通りです、、、
① お腹を膨らませながら×3秒間かけて×息を深く吸い込む.
② 1秒間止める.
③ お腹をへこませながら×6秒間かけて×息を吐き出しきる.
この①~③の一連の動作を1セット10~20回するのが理想です。
慣れたらスキマ時間に何セットやっても問題ありませんが、慣れるまでは一日に5回×3セットとかからでも全然大丈夫です○
腹式呼吸は肋骨を動かすような動きでもあるので、背筋を伸ばし、肩の力を抜いて肩甲骨を寄せ、人間の本来の正しい姿勢で行うようにしてください!
そして臓器や消化器官にも刺激がいくので、ご飯を食べた直後は避けるようにしましょう!
実際問題、コツをつかむまでには少し時間がかかるかもしれません。
もし腹式呼吸に取り組んでみて、中々うまく出来なさそうな人は、
リーズナブルで腹式呼吸をサポートしてくれるアイテムがありますのでそちらを有効に使ってみてはいかがでしょうか!
● 腹式呼吸をサポートしてくれるアイテム. 


こちら「腹式呼吸エクサロングピロピロ」ですが、自分の呼吸でくるくるした紙を膨らませる、よく景品のおもちゃであるようなものです!!
このロングピロピロは、普段の胸式呼吸だと呼吸が浅いので中々伸びていきません。
ですので、必然的に腹式呼吸で取り組む必要性があります!!
そして吐く量が見える化することによって、腹式呼吸を無理なく楽しく取り組むことができます○
お値段も1個1000円程度と、他のダイエット器具に比べれば断然安く済みますので、ぜひ一度検討してみてはいかがでしょうか?
また、他にも様々な腹式呼吸用のアイテムがありますので、普段の呼吸の中で腹式呼吸を取り入れることに難しさを感じる人はぜひ活用してみてくださいね♪
最後に
今回紹介した腹式呼吸は、普段何気なくしている呼吸に少しアレンジを加えるだけなので、
色々な健康法やダイエット法などに断念してきた人でも、無理なく続けられる可能性が高いです○
もちろん激しい運動というわけではないので、すぐに効果が出るわけではありません×
ですが、今回紹介しましたように、毎日コツコツ気付いたときに取り組むだけで確実に様々な効果を私たちの体にもたらしてくれます☆
これだけ楽に! 誰でも! いつでも! できる健康法はほかには中々見当たりませんので、ぜひ今この瞬間から取り組んでみてはいかがでしょう☆