具体的な悪影響や原因,対処法を紹介★
三半規管についての様々な情報
● 三半規管が弱くなることで起こる体への悪影響.
三半規管が弱ると具体的に次のような悪影響が体に表れるようになります。
三半規管が弱い人は乗り物に酔ってめまいや吐き気の症状が出やすいんですね。
● 三半規管が弱くなる原因.


原因1 加齢による衰え.
歳を重ねていくにつれて、視覚とリンパ液の情報のズレが生じるような行動をとることが少なくなるので、三半規管が衰えて弱っていきます。
久しぶりにブランコに乗った際に気分が悪くなってしまうことも、普段慣れていない動きをしたことが大きな原因です。
原因2 自律神経の乱れ.
自律神経が乱れていると、三半規管のリンパ液の情報の指令伝達が遅くなってしまい、視覚の情報とのズレが大きくなってしまいます。
自律神経を整えるだけで三半規管が強くなるという可能性は十分に考えられます○
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原因3 同じ体勢で居る時間が長い.
同じ体勢で居る時間が長くなればなるほど、周りの景色が変わらない時間が長いということになります。
そうなると、視覚の情報とリンパ液の情報がズレるような動きをした時に全く対応できずに、情報のズレが大きくなって体に異常が生じてしまいます×
原因4 健康状態や精神状態の乱れ.
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● 三半規管を強くするためにできること.
まず三半規管を強くするためには、”三半規管を鍛える”というよりも”三半規管を使う行動に慣れる”という意識が大事になってきます!
フィギュアスケートの選手があれだけの高速回転をしても目が回らないのは、”三半規管が強いから”というよりも、
普段の練習で”三半規管があの回転に慣れているから”目が回らないという解釈の方が正しいです!
では日常生活で三半規管を慣れさせるために出来ることとはどんなことがあるのか? 具体的な行動を紹介していきます。
・自転車に乗る.
・プールで浮かぶ.
・自律神経を整える.
・目をつぶって片足立ちをする.
・顔を動かさずに目だけで上下左右を見る.
・回転する椅子に座ってゆっくり回ってみる.
・車や電車など、高速で動くものを目で追ってみる.
・胸の前で手のひら同士を合わせて、顔と上半身を左右にゆっくりねじる.
・立った状態で目の前のある一点を見つめながらかかとを上げ下げさせる.
このような行動を日常で少しずつ取り組んでいけば、視覚の情報とリンパ液の情報のズレが小さくなっていって、
三半規管の弱さによる悪影響を受ける可能性が下がっていきます○
くれぐれも気分が悪くなるまではしないでください。
最後の一言
乗り物に乗れない、すぐ気分が悪くなってしまうなど、三半規管が弱いことで日常の楽しみが奪われることは数多くあります。
元々三半規管が強い人,弱い人というのは存在しますが、弱い人でも努力次第で、困らない程度まで三半規管を強くすることは十分可能です★
自覚がある人はぜひ、三半規管を慣れさせる行動に地道に取り組んでください♪