高身長が筋トレをするうえで絶対に必要な3つの考え方とは?

高身長が筋トレをするうえで絶対に必要な3つの考え方とは?
 
筋トレにおいて”高身長”という点は不利に働いてしまうことが多く、一般的な人に比べて成果が出にくいというのは明らかです!!
 
私も身長190cmトレーニーなので、その点については痛いほど実感してきました。
 
ただし,同じ人間である以上、高身長でも必ず筋トレの成果は体に表れてきますし、高身長にしか醸し出せないカッコイイ体を体現することが出来ます○
 
では,高身長が筋トレの成果を出すために必要なコトとはなんなのか?
 
それが今回紹介していく「3つの考え方」です!!
 
もちろんトレーニング方法や筋トレの頻度なども大事ですが、それ以前に根本的な”考え方”という部分から高身長は気を付ける必要があります!!
 
今回は、「高身長に絶対に必要な3つの考え方」について理由も併せて紹介していきたいと思います☆
 
この考え方を持っていないと、全ての筋トレが高身長に向かない筋トレになってしまうので、
これから筋トレをしようとしている高身長の方や筋トレの成果に伸び悩んでいる高身長の方はぜひ参考にしていただければと思います♪
 

高身長が筋トレをするうえで絶対に必要な3つの考え方

 

考え方1 重量で勝とうとしない.

かなり思い重量でスクワットをしている男性

まずハッキリ言っておきますが、高身長の方は,身長以外の要素がほとんど同じであれば高身長でない方に筋トレで扱う重量では勝てません×

 

簡単に言うと、似たような筋トレ歴や筋肉量であれば。”185㎝75㎏”の人よりも”175㎝80㎏”の人の方が、高確率で重い重量を扱うことが出来るということです!!

 

なぜ高身長の人は高身長で無い人に重量で勝てないのか?… それは、高身長の人は手足のリーチが長いからです!!

 

手足のリーチが長いと…

・体から離れた距離で重量を扱うことになる.

・筋トレのメニュー1回に要する時間が長くなる.

などの理由から、同じ重量でも体感の重量は確実に重たくなるので重い重量が扱いづらいんです×

その辺りの詳しくは、「高身長は筋トレに不利? 身長190㎝トレーニーがその理由を解説☆」 の記事で説明しています!!

 

そして重量の重さにおいてもう一つ覚えておかないといけないことは、「重量=力の強さではない」ということです!

 

どうしても ”ウエイトの重さ=力の強さ” ということで、特に男性の場合は重いウエイトを無理して扱おうとしてしまいがちですが、決してそうではありません×

 

例えば一般の人がいくら脚を鍛えても、サッカー選手より遠くまで蹴ることはほぼ不可能ですし、
全身をゴリゴリに鍛えても、野球選手よりボールを遠くに飛ばすことも投げることも出来ませんよね?

 

このようなことが筋トレにも言えて、たとえ力があっても、重量を持ち上げるコツや重量を持ち上げるために有利な体の造りというものが存在します!!

 

ですので、重量にこだわっても仕方がない部分があるんです!!

 

高身長はリーチが長い分,高重量が扱いにくいことと、重量が筋トレの全てではないという点を踏まえて、
高身長の方が筋トレの成果を効率よく出すためには重量へのこだわりを捨てることが必須となります☆

 

どうしても重量を意識してしまうという方は、あまり重量を意識しなくて済む「チューブトレーニング」に励んでみてはいかがでしょうか◎

▼参考記事▼

チューブトレーニングでも筋肥大の効果が見込める5つの理由とは? 「チューブトレーニングに筋肥大の効果はない」という情報が出回っていますが、これは全くのデタラメな情報です× 「なぜこう言い切れるのか?」その理由を、筋トレ歴[…]

 

考え方2 人より多くの栄養を摂る.

牛肉料理

筋トレは体に変化が表れてようやく満足することが出来るかと思います!!

 

ですが直接体 (筋肉) に変化を与えるのはトレーニングではなく、食事等で摂り入れた栄養たちです○

 

特に筋肉の元となる”タンパク質”の摂取が非常に重要です☆

 

もちろんトレーニングも大事ですが、100%のトレーニングを行っても80%の栄養しか取れていないと、20%のトレーニングが無駄になってしまいます×

 

この点を考えた時、高身長の人はどうしても栄養が不足になりがちなんです⤵

 

それはどうしてかというと、高身長の人は普通の人よりも多めに栄養を摂らないといけないからです!!

 

アスリートなどを除く一般人のレベルでは、体重に比例して食べる量の増減を決めるのではなく、身長によって食べる量の増減を決めるのが適切です!

 

分かりやすく言うと、ご飯屋さんの普通盛りというのは標準的な身長の人にとっての普通盛りであって、高身長の人にとっての普通盛りではないというわけです。

 

ですので、高身長の人が一般的な普通盛りを食べ続けるということは、ちょっとずつ栄養が不足していくということなんです!!

 

高身長の人が筋トレで筋肉を付けたり体を引き締めたりなど、トレーニングの成果を体に変換するためには、
普通の人よりも栄養を多めに摂らないと!!」という考えを強く持つ必要があります☆

 

もし食事だけで栄養 (タンパク質) が満足に取れなさそうなのであれば、プロテインで上手にタンパク質を摂取することをおススメします♪

▼あわせて読みたい▼

高身長の筋肉量アップに欠かせないプロテインを3つ紹介★ 高身長は様々な要素から”筋肉が付きにくい”とされています!! その中でも大きな要素が、「筋肉量をアップさせるために必要な栄養(タンパク質)が不足しやすい」という要素です[…]

 

考え方3 高身長は体に変化が表れにくいことを理解する.

何かを閃いた様子

先ほども申しましたが、筋トレは体に変化が起きてようやくトレーニングの頑張りが報われますよね☆

 

でも高身長の人って、これまでに紹介した「重い重量を扱いづらい」「栄養が不足になりがち」ということに加えて、
「体の表面積が大きい」という筋肉の変化が表れにくい要素が備わってしまっているんです⤵

 

例えば同じぐらいの体格の身長190㎝の人と170㎝の人が、栄養もしっかり摂って同じメニューを同じ頻度でトレーニングをしたとします!

 

そうすると、筋肉の増加量は同じでも身長170㎝の人の方が確実に早く体に変化が表れやすいです!!

 

それはなぜかというと、身長170㎝の人の方が体の表面積が少ないので筋肉の変化が表れやすいからなんです。

 

同じ量の粘土を長さ10センチの棒に均等に付けていった場合と、15㎝の棒に均等に付けていった場合とでは、明らかに15㎝の棒に付けていった方がヒョロく見えてしまいます。

 

結局何が言いたいかというと、”高身長の人はどれだけ正しく筋トレに励んでも体の変化に要する時間が長くなる”ということです!!

 

高身長の人は筋肉に変化が中々表れないからといって、モチベーションが下がって途中でやめてしまったり、
変化を求めてトレーニングメニューをコロコロ変えてしまうような人が多いんです!!

 

でもそれって高身長特有の、”体に筋肉の変化が表れにくい”ということを理解していないことによる弊害なんですよね⤵

ですので高身長の方は、あまり結果を追い求めすぎないように筋トレを進めていくことを意識する必要があるということです★

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最後の一言

高身長×筋トレというのは、なにかと相性が悪いのは事実です。

 

ですが正しく忠実に取り組みさえすれば必ず筋肉は付いていって、
結局は身長が大きい分、普通の人よりもカッコよく、たくましく、迫力のある体に仕上がります○

 

高身長ということを ”筋トレに不利な体” という「ハンデ」として捉えず、
”普通の人では醸し出せない体になれる可能性を秘めている体” という「アドバンテージ」として捉えて頑張っていきましょう☆彡

 

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