長時間のマスクの着用で頭痛になる原因と正しい治し方について★

長時間のマスクの着用で頭痛になる原因と正しい治し方について★
 
コロナ禍になり、マスクの着用時間がこれまでよりも格段に長くなりました。
 
マスクの着用はコロナウイルスだけでなく様々なウイルスから身を守るためにかなり強力な防御アイテムです○
 
ですが、マスクの着用がマイナスに作用してしまうことも多々あります。
 
その中でも大きな弊害が「頭痛」です!!
 
元々頭が痛くなりやすい方はもちろん、これまで頭痛とはほとんど無縁だった方でもマスクの長時間着用が原因で頭痛に苦しむケースは多々あります×
 
そこで今回…
・長時間マスク着用の一体何が原因で頭痛が起こるのか?
・マスクによって頭痛が引き起こらないようにするためにはどのような対策をとればいいのか?.
ということについての正しい情報をお届けしていきたいと思います★
 
「マスクをつけるとなんだか頭が痛くなる」
という方はぜひマスクと頭痛の因果関係や本当に正しいマスク頭痛の対処方法を知ってくださいね◎
 

長時間のマスクの着用で頭痛になる原因と正しい治し方

 

原因1 酸素の吸入量が減り、二酸化炭素の吸入量が増える.

マスクをつけている女の子

マスク頭痛で一番考えられる原因といっても過言ではないのが、マスクの”酸欠問題”です×

 

通常人間は、空気中の酸素を吸い込み,二酸化炭素を吐き出して体 (特に脳) の機能を正常に保っています!!

 

ですがマスクをしている状態では、排出した二酸化炭素がマスクから外に出ず、次に吸い込む際にそのマスク内に滞留した二酸化炭素を多く吸い込むことになります。

 

これでは十分な酸素を取り入れることが出来ずに、二酸化炭素の吸入量だけがどんどん増えてしまいます×

 

人間は酸素の吸入量が減り二酸化炭素の吸入量が増えると、頭の血管 (頭蓋内血管) が膨張してしまいます!!

 

その結果、酸欠による頭痛が引き起こされてしまうというわけです☆

 

● 対策:腹式呼吸を定期的にする。

マスクをしながら普通に呼吸をしていると、どうしても呼吸が浅くなって酸素吸入量”減”,二酸化炭素吸入量”増”という現象が起こってしまいます!!

 

その現象が起こらないようにするために、効果的な呼吸法が「腹式呼吸」です◎

 

腹式呼吸とは、お腹を膨らませながら鼻から空気を吸い、膨んだお腹を口から空気を大きく吐きながらへこませていく呼吸法です!!

 

この呼吸法を意識すると、自然と深い呼吸が出来るようになります★

 

通常人間は楽に呼吸をするために浅い呼吸 (呼吸をする時に胸が膨らむ胸式呼吸) で呼吸をしているため、
マスクの外の酸素を取り込めず、マスクの外へ二酸化炭素を吐き出すことが出来ません×

 

ですが深い呼吸 (腹式呼吸) をすることで、自然とマスクの外から酸素を吸入する量が増え、酸欠を防ぐことが出来るので頭痛が起こりにくいというわけです★

 

急激に大きく吸い込むとマスクが鼻に貼り付いてしまいますし、急激に大きく吐き出してしまうとウイルスも一緒にマスク外に出てしまう可能性があるので、
ゆっくり多くの空気を吸い込み,そして吐き出す意識で腹式呼吸に取り組むとベストですね○

 

個人差はありますが、この腹式呼吸を10~20分に1回、1,2分程度行うとかなり頭痛のリスクは減らせるはずです!!

 

腹式呼吸についての詳しくはこちらの記事を参考にどうぞ→「腹式呼吸の5つの効果とやり方について☆」

 

原因2 マスクのゴムによる耳の裏への締め付け.

マスクのゴムの部分を触っている手

マスクを付けることで耳の裏が痛くなったり痒くなったりする人はたくさんいます。

 

こういった症状がある人はもちろん、このような耳の裏の違和感等が無い人でも、
知らず知らずのうちにマスクのゴムの締め付けによる頭痛の症状が表れるケースが多々あるのです!!

 

どうしてマスクのゴムの耳の締め付けから頭痛が引き起こるのかというと、、、

人間は耳の裏が圧迫されると、こめかみの筋肉 (側頭筋)顎の筋肉 (咬筋) に負担が掛かり、
さらには鎖骨付近から後頭部にかけて繋がっている,首を曲げたり回転させたりするための筋肉 (胸鎖乳突筋) にも負担が掛かります×

 

耳周りのこれらの筋肉に負担が掛かって筋肉が緊張してしまうと、頭痛が引き起こりやすくなってしまうのです⤵

 

● 対策:耳の裏の圧を弱めるマスクやアイテムを使う

マスクの耳にかけるゴムの圧を弱めてしまうと、マスクの密閉性が落ちたり,マスクがズレやすくなってしまい、何のためのマスクか分からなくなってしまいます×

 

ですのでそれ以外で耳にかかる圧を弱めてくれるようなマスクやアイテムに頼る方法がベストとなります○

 

具体的に言うと下の商品のような、

耳が痛くならないことを推しているマスクや、

 

耳の裏の圧を和らげてくれるアイテムや、

 

耳にゴムを掛けなくてもマスクが出来るようなアイテムなどです○

 

これらのマスクやアイテムを上手に使って耳の裏の圧に配慮することで頭痛を未然に防ぐことが出来ます!!

 

● 対策:耳の圧迫によって凝った筋肉をほぐす。

耳の裏の圧による筋肉の緊張から頭痛が引き起こされる場合、大抵はその原因となっている筋肉のコリをほぐすことで痛みが和らいできます○

 

ですので、長時間マスクを着用している際には、先ほどお伝えした耳の裏に圧がかかることで緊張してしまう筋肉…

こめかみの筋肉 (側頭筋:そくとうきん)

・顎の筋肉 (咬筋:こうきん)

・鎖骨から後頭部にかけて繋がっている筋肉 (胸鎖乳突筋:きょうさにゅうとつきん)

などの耳周りの筋肉をもみほぐしてあげましょう○

 

そうすると筋肉の緊張が解けて頭痛が和らいだり、頭痛が起こらなくなります○

 

定期的に首を大きくゆっくり回すといった対策だけでも大きく頭痛のリスクを減らせますよ!!

 

原因3 マスク内温度&湿度の上昇による脱水症状.

マスクをして苦しそうな医者

40度を超えるような暑い日じゃない限り、人間の吐く息というのは外の気温よりも温度が高いです!!

 

ということは、人間の吐く息がこもるマスク内の温度&湿度はかなり上昇しているということになります。

 

簡単に言うとマスク内は”サウナ状態”です。

 

その状態が引き起こすこと、、、それは「脱水症状」です。

 

体の水分が汗と共に失われる夏はもちろん、暑くない季節でもマスクをしていると脱水症状のリスクはかなり上がります!!

 

むしろ夏は気を付けて水分補給をするので、その意識が薄れる夏以外の季節の方がマスク着用による脱水症状が起こりやすいとも言えます×

 

人間は水分が不足すると血液中の水分量が減って血流が悪くなります。

 

そうすると血流が流れやすくなるように血管が膨張するため、神経が圧迫されて頭痛が引き起こってしまうんです×

 

● 対策:マスクが外せる状況を見計らってこまめにマスクを外して水分を補給する。

マスク着用による脱水症状からの頭痛のリスクを下げるためには…

・3密の全てが当てはまらないところなど、マスクをつける必要がない場所ではこまめにマスクを外すようにして、マスク内の温度&湿度が上がり過ぎないようにする。

・のどの渇きに関わらず水分補給をするタイミングを適切に決める。

といった習慣や意識が必要になってきます○

 

少しのマスクの着脱だけでもマスク内の温度や湿度は大幅に改善します!

 

そして肝心なのが水分補給です。

 

体の大きさにもよりますが、人間は大体1日に2.5ℓ~3ℓぐらいの水分を失っており、1ℓ~1.5ℓは飲料から水分を摂らなくてはなりません!!

 

目安として活動している時間が16時間だとすると、コップ1杯分(200ml)の水を6~8回飲まなくてはならないことになります!!

 

マスクをしていると喉の渇きに気付きづらいので、喉の渇きに関わらず、”〇時と○時と○時に水分を補給する”といったように、水分補給の習慣化を図りましょう★

 

最後の一言

頭痛って本当に辛いですし、様々な気力が削がれますよね×
 
だからといって毎回薬に頼るのも体に毒です。
 
残念ながらマスクを着用すると頭痛になりやすい条件がかなり揃ってしまいますが、それら全てが今回紹介したように対処できるものばかりです○
 
マスクをつけると頭が痛くなってしまう方は、ぜひ正しい対策をしっかり実践して楽しく元気に毎日を過ごせるようにしてください☆彡
 
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