暑くて食欲がない時に優先的に食べた方が良い5つの食べ物とは?

暑くて食欲がない時に優先的に食べた方が良い5つの食べ物とは?
 
暑い時期になると、、、
「体重が減少してしまう」
「イマイチ元気が出ない」
「さっぱりしたものだけで食事を済ます」
このような傾向になってしまってませんか?
 
私たち人間は気温が高くなると、、、
エネルギーの消費(基礎代謝量)が低下して食べ物を求めなくなる.
自律神経が乱れやすく、冷たい飲み物,食べ物を多くとることで、胃や腸などの消化器官の機能が低下する.
などの理由からどうしても食欲が減退してしまいます。
 
そんな中で、ついついさっぱりした栄養の無い食事ばかりとってしまいがちですが、
それでは不健康的に体重が減ってしまいますし、すぐにバテてしまって元気に過ごすことが出来ません×
 
それだけではなく、熱中症になるリスクも高くなって、最悪命を落とすということにもつながりかねません!!
 
そうならないために今回は、
”簡単,食べやすい”
”食欲を上げる,刺激する”
”暑さで減少した栄養素を補える”
という要素に着目して、暑い時期にぜひ積極的に食べて欲しい5つの食べ物を紹介していきたいと思います。
 
私も以前は、暑い時期になると水分ばかりでろくに食事を摂らず、毎年3~4㎏程度良くない痩せ方で痩せていました。
 
すぐにバテて何に対してもやる気が起こらないという状況になっていましたが、
今回紹介するものを中心に、食事を見直してからは痩せても1~2㎏ぐらいで、何よりバテることが格段に減りました♪
 
あなたも今回紹介していく食べ物を普段の食事の献立や、そうめんやうどんのトッピングなどに意識的に取り入れて、暑い季節を健康的に乗り越えてください☆
 
それではみていきましょう!!
 

暑くて食欲がない時に優先的に食べるべき5つの食べ物

 

1、ネバネバ系

お皿に盛られた納豆

理由① 胃腸の動きが活性化.

冒頭でも言いましたが、暑くなると外気温と冷房の効いた部屋との温度差などで自律神経が乱れたり、
冷たい物を飲んだり食べたりすることによって胃腸の働きが低下してしまいます。

 

胃腸が弱ると、食べた物をうまく消化できずに消化不良を起こしてしまうなどを理由に、体が食事を求めなくなってしまうんです⤵

 

その対策として、ネバネバの元の”ムチン”という成分が有効なんです〇

 

この”ムチン”は胃の粘膜を保護し、胃腸の働きを高めてくれる効果があります!!

 

なので、食べた物をしっかり消化してくれて、体がちゃんと食事を求めるようになり、食欲の低下を防げます♪

 

理由② タンパク質の吸収率をアップさせる.

こちらもネバネバの元の”ムチン”の効果なのですが、ムチンには体内に取り込んだタンパク質を体にしっかり吸収できるようにサポートをしてくれます!

 

タンパク質は人間の骨や筋肉など、身体を作り出すためになくてはならない栄養素なので、
このタンパク質の吸収量が減ると必然的に体の活力が無くなってしまいます⤵

 

この状況を食い止めるためにネバネバの元の”ムチン”が活躍するというわけです!

 

ただし、そもそもタンパク質を摂らないとこの効果を活かすことが出来ないので、
ネバネバ系の食べ物でムチンを摂取することと同時に、タンパク質そのものを摂取する意識も高く持ちましょう。

 

もし食事でのタンパク質摂取がキツイという方は、プロテインの力を借りて無理なく確実にタンパク質を摂取してください☆

参考記事→男性用プロテインを5種類紹介☆ 男の欲望を満たすプロテインとは?

参考記事→「女性用プロテインのおすすめ5種を紹介★ 美ボディ実現には必須!!」

 


納豆、長芋、オクラ、めかぶ、などなど、ネバネバ系の食べ物は様々あります!!

 

暑い時期じゃなくてもかなり健康に良いとされているんネバネバ系の食べ物で、暑い時期を元気いっぱいで乗り切りましょう☆

 

2、夏野菜

緑黄食野菜

理由① 水分、カリウム、ビタミンが豊富.

夏に旬を迎える夏野菜にはありがたいことに、夏に不足になりがちな栄養素がとても多く詰まっているんです!

 

その代表が、水分、カリウム、ビタミンです。

 

これらの成分は汗をかくことでかなりの量を失ってしまいます。

 

水分を失うと脱水症状などの重い病気、カリウムを失うと浮腫みや高血圧、ビタミンを失うと肌荒れや疲労回復が遅くなるなどの症状に繋がります。

 

ですので、夏野菜でしっかり水分、カリウム、ビタミンを補給しましょう♪

 

理由② ビタミンカラーで食欲が湧く.

夏野菜は、トマト,きゅうり,かぼちゃ,ピーマン,トウモロコシ など、食欲が上がるビタミンカラーでかつ色が濃い野菜が多いです〇

 

食事全体の色が青っぽかったら食欲が落ちたり、茶色っぽかったら体に悪そうに見えたりするように、食事と視覚というのは、非常に密接に関係しています!!

 

そういった意味で、食欲アップに導いてくれるビタミンカラーで、なおかつ栄養価の高い夏野菜は、暑い時期には積極的に取り入れたい食べ物です!

 


夏に不足になりがちな栄養素を補うために旬になってくれている野菜と言っても過言ではない”夏野菜”。

 

野菜は熱によって成分が飛んでしまったりするので、なるべく自然に近い形で食べるようにしましょうね☆

 

3、豚肉

カットされている調理前の豚肉

理由① ビタミンB1が豊富.

ビタミンB1は、体に取り入れた糖質を私たち人間の動力源であるエネルギーに変えてくれる役割を担っています!

 

要するにビタミンB1が不足すると、体にエネルギー(パワー)が生まれないということなので、バテやすくなってしまいます。

 

この大事な栄養素であるビタミンB1は、汗によって多く排出されてしまう他、

 

暑い時期についつい摂取過多になりがちな麺類などの糖質やアルコールの消化でも多く失ってしまいます⤵

 

この暑い時期のバテ防止に欠かせないビタミンB1を多く含んでいるのが”豚肉”なんです!!

 

ただでさえ栄養が不足になりがちな暑い時期。

 

摂り入れた栄養素を少しでも効率よく体のエネルギーに変えられるよう、しっかり豚肉でビタミンB1を摂取しましょう⤴

 

理由② 動物性タンパク質が摂れる.

タンパク質は、「植物性」と「動物性」の二種類に分けられます。

 

植物性タンパク質は、豆腐や納豆などの大豆製品に多く含まれているもので、
動物性タンパク質よりも脂質は少ないですが栄養価は劣り、体への吸収率も約70%と低めです。

 

この植物性タンパク質は、気を付けていればそれほど暑い時期でも摂取量がガクッと減ることはありません。

 

一方の動物性タンパク質は、肉や魚、卵などに多く含まれているもので、
植物性タンパク質よりも脂質が多くカロリーは高いですがその分栄養価が高く、体への吸収率も約90%とかなり優秀です〇

 

ですが、動物性タンパク質は食欲が落ちる暑い時期になると摂取量がかなり減る傾向がにあります。

 

動物性タンパク質の摂取が減ると、筋肉が落ちたり、骨が弱くなったり、髪の毛に元気がなくなったりと、
体全体のチカラが落ちてしまいます⤵

 

そういった意味でも、豚肉によって動物性タンパク質を摂取できるという点は、暑い時期は特に大きなメリットとなります!!

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ただし、豚バラ肉のように、脂肪分が多い部位は、コレステロール値が上がって血流悪化による様々な病気のリスクを上げてしまいます。

 

豚肉の中でもなるべくヒレ肉やモモ肉を取り入れるようにしましょうね☆

 

4、梅干し

大量の梅干し

理由① 汗で失った塩分を補える.

暑くて汗をかくと、体の中の水分と共に塩分もかなり失われます。

 

ですので、水分をとるだけでは熱中症対策とはなりません×

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そういった意味で、暑い時期には塩分の摂取が必須となります!!

 

そこで梅干しの登場です〇

 

一般的な梅干し1個(種を除いた可食部12g)で、約2.4gほどの塩分が含まれています!!

 

これは大体750mlの汗に含まれる塩分の量と同じです。

 

個人差がかなりあるのであくまで目安ですが、
30℃の屋外で1時間、ウォーキングなどの軽い運動をすると大体750mlぐらいの汗をかきます!!

 

暑い時期はジッとしていても全身で大量の汗をかいているので、梅干しによって塩分を摂取することは非常に大事です〇

 

ただし、食べ過ぎて塩分を摂取しすぎると高血圧などのリスクを高めてしまうので、1日1~2個を目安に食べるようにしましょう!!

 

理由② クエン酸の効果で食欲アップ.

梅干しには”クエン酸”という成分が多く含まれています。

 

梅干しを食べた時に「酸っぱい」と感じる酸味の主な成分こそがクエン酸なのですが、このクエン酸には、、、

代謝の機能がアップし、体が食事を求めるようになる。

胃液の分泌量が増え、胃の活動が促進されて食欲が湧いてくる。

という効果があるので、暑い時期の食欲減退を防ぐことに一役買います!!

 


汗によって失った塩分を摂取するためにも、クエン酸の効果で食欲減退を防ぐためにも、
暑い時期は手軽に取り入れられる梅干しを毎日1個程度食べるようにしましょう☆

 

お茶漬けに入れたり、梅肉ソースにして食べたり、麺類のトッピングとして食べるのもいいですね。

 

5、カレーライス

カレーライス

理由① 香り&スパイスで食欲増進&腸の働きを促進.

カレーはご存知の通り、食欲をそそる独特の香りがありますよね!!

 

さらに、カレーに含まれているスパイスは、消化器官を良い意味で刺激して、消化液の分泌量を増やしてくれるので腸の動きが活発になります〇

 

一見重いイメージもあるカレーですが、嗅覚と腸の動きの活発化という2つのアプローチから、暑い時期特有の食欲減退を防いでくれます!

 

ただし、スパイスが効き過ぎたカレーは消化器官に刺激を与えすぎるので、程よい辛さで食べるということを心がけましょう。

 

腸内環境については、
「腸内環境を整えて免疫力をアップさせるためにできる8つのコト.」の記事も参考にしてみてくださいね♪

 

理由② 肉、野菜、白米を合理的に多く摂取できる.

カレーと言えば、肉も牛,豚,鶏、何を入れても合いますし、野菜もありとあらゆる種類の野菜を入れてもおいしく食べられます!!

 

さらに食欲が落ちると摂取しにくい白米も自然な流れで摂取できます〇

 

食欲が落ちて、あっさりした食事に偏って、様々な栄養が不足しがちな暑い時期には本当にもってこいの食べ物です!!

 


カレーはカロリーが高めなので、食べる量を制限すべき人にはおすすめできませんが、
暑くて食欲が落ち、必要な栄養素が摂れていない人に対してはかなりおススメの食べ物です。

 

入れる材料や組み合わせは無限大なので、ぜひ暑い時期はカレーと共に乗り切りましょう☆

 

最後に

「暑いからバテてしまったり、食事量が減って痩せてしまうのは仕方ない」と、諦めてはいけませんよ×

 

今まではだましだまし過ごせてこれたのかもしれませんが、
地球温暖化が進み、平均気温がどんどん高くなっている以上、いつ暑さによって自分の身体に異常が出てくるかは分かりません。。。

 

今回紹介した食べ物を中心とした、しっかりとした食生活で、上手に! 元気に! 楽しく! 暑い時期を乗り切りましょう☆彡

 

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