筋トレでトレーニングベルトを付ける意味と使い方,選び方について★

筋トレでトレーニングベルトを付ける意味と使い方,選び方について★
 
筋トレ中、腰に付ける太いベルト(トレーニングベルト)といえば、
一般的に重い重量でトレーニングをしている筋トレの中級者や上級者が付けているイメージですよね☆
 
ですが、実際にはそういった筋トレ歴の長い人だけが付けるべきものではなく、筋トレを始めたての軽い重量を扱う人も同様に付けるべきものだったんです!!
 
逆にむしろ、筋トレ初心者や初級者の方が付けた方が良い理由もあるんです!
 
今回、「筋トレでトレーニングベルトを付ける意味と使い方,選び方」
についての知識を、筋トレ歴4年の中級者トレーニーの私からお伝えしていきますので、ぜひ本当のトレーニングベルトの意味を知ってくださいね♪
 

筋トレでトレーニングベルトを付ける意味と使い方,選び方

 

● トレーニングベルトを付ける意味

腰のケガのリスクを下げるため.

背中・腰を痛めている男性

まず初めに、腰は人間の体の中で一番負担が掛かりやすい部位です!!

 

それは、上半身と下半身のつなぎ目の部分で大きな負荷が集中してしまう部位だからです。

 

他にも体のつなぎ目で言えば…

首⇔上半身=首
上腕⇔前腕=肘
手⇔前腕=手首
太もも⇔ふくらはぎ=膝
足⇔脚=足首

といったつなぎ目があります!!

 
このどのつなぎ目の部分も、色んな負担が集中してケガをしやすい部分ですよね?
 
その中でも上半身と下半身という大きな部位同士のつなぎ目である腰は、体のどの部分よりも負荷が集中するのでケガをしやすくなります!
 
日常生活の中でも負担が掛かって痛めやすいのに、さらに筋トレで大きな負荷を与えるわけですから、腰への負担はかなり大きなものになります!
 
しかも腰というのは筋肉ではなく関節ですので、筋トレで筋肉と同じように大きくなったり強くなったりしていきません×
 
こういった要素から、、、
・筋トレ初心者は、腰がトレーニングの負荷に慣れていない状況から急に腰に負荷が加わる筋トレをするので腰を痛めやすく、そこでケガをしないためにトレーニングベルトをする必要がある!
・筋トレ歴が長い人は、筋肉は成長して扱う重量が増えても腰の強度は同様に強くなっていくわけでないので、腰が重量に耐えられるようにトレーニングベルトで腰をサポートする必要がある!
ということになります。
 
腰へかかる大きな負担を軽減させるために”という意味が、トレーニングベルトをする一番の理由と言えるでしょう★
 

なのでトレーニングベルトは、腕だけを鍛えるメニューやふくらはぎだけを鍛えるメニューなど、
腰に関係のないトレーニングの際は、付ける必要はありません×

 

筋肉よりも先に腰がギブアップしてしまうことを防ぐため.

膝に手をついて疲れている人

トレーニングベルトが必要となる、高重量を扱う&腰が曲がったり反ったりしないように踏ん張る筋トレのメニューというのは…

・スクワット (太ももを鍛える)

・デッドリフト (背中とハムストリングスを鍛える)

・ベンチプレス (胸を鍛える)

・ショルダープレス (肩を鍛える)

・ベントオーバーロー (背中を鍛える)

などですが、それぞれの鍛えたい筋肉に十分刺激が伝わる前に、腰の負荷に耐える力が先に限界を迎えてしまって、
鍛えたい筋肉が十分に鍛えられずにやめてしまうという事態が考えられます。

 

こうなると、筋肉を鍛えるためのトレーニングが、腰の限界を我慢するトレーニングになってしまうんです⤵

 

これは筋トレ初心者,上級者関係なく考えられる事態です。

 

トレーニングで鍛えたい筋肉をしっかり限界まで鍛えられるようにするために、トレーニングベルトで腰の踏ん張る力をサポートするんです☆

 

なのでトレーニングベルトをするだけで、今まで持ち上げられなかった重さのものが持ち上げられたり、
5回しかできなかったことが8回出来るようになったりする可能性が十分考えられます○

 

”筋肉を鍛えるため”という筋トレの本来の目的を、腰の限界に邪魔されずに果たすためにもトレーニングベルトは必要というわけなんですね☆

 

変なフォームのクセを付けないため.

ダンベルベンチプレスをしている男性
これは特に筋トレ初心者の方や筋トレ歴が浅い人に言えることなのですが、
腰が曲がったり,反ったり,どちらか左右に傾いたりすると、フォームが崩れて正しい筋トレを行うことができません×
 
正しいフォームでトレーニングが行えない=正しい筋トレが出来ていない”というわけなので、筋トレに費やす努力がどんどん無駄になっていきます。
 
逆に、上半身と下半身のつなぎ目であり、体の中心部である腰部分が安定すると、非常にフォームが安定しやすくなります○
 
筋トレの効率を最大限筋肉に還元するための”フォームの安定”にもトレーニングベルトがかなり役に立ってくれるというわけなんですね♪

 

と、ここまでトレーニングベルトを付ける意味について説明してきましたが、
「実際にトレーニングベルトはどのように付ければいいのか?」についてこれより説明していきますね!!
 

● トレーニングベルトの使い方

ベルト

付ける位置.

腰骨がベルト幅の中心にくるように巻く。

 

おへその少し下あたりが中心になる人が多いです!

 

締め付け具合.

息苦しさを感じるか感じないかぐらいのレベルまで締め付ける。

 

目安としては指一本が入る程度。

 

付け慣れてない人からすると、「こんなに締めるの?」とビックリするかもしれません!

 

付けるタイミング.

各セット毎、締めて⇔緩めてを繰り返してトレーニングをこなしていく!

 

セット間の休憩時に緩めずに長時間締めたまま筋トレを続けていくと、最後は息苦しさでそもそも力が出せない状況になってしまうので注意!!

 

毎セット外すまではしなくていいので、1セット終わったら必ずベルトを緩めてインターバルを取るようにしましょう☆

 

最後にトレーニングベルトの選び方についてです!

 

● トレーニングベルトの選び方

トレーニングベルトは、幅や厚み,材質やバックルの種類など、色々なパターンのトレーニングベルトがあります!!

 

主に『初心者,初級者』と『中級者,上級者』で使うべきベルトが変わってきます★

 

初心者,初級者に向いているトレーニングベルト.

まだトレーニングに慣れていないということで、なるべく腰回りの広範囲をサポートできるように、
ベルトの幅は比較的広い方が合っています!

 

そしてそれほどまだ高重量を扱えるわけではないと思うので、
材質は薄くて伸縮性がある柔らかめのナイロン製のものを選ぶと良いでしょう○

 

バックルに関しては、フォームがまだ安定していないためベルトの微調整が頻繁に必要となるということを考えると、
バックルは簡単に締め付け具合を変えられるマジックテープタイプの方が良いですね♪

 

これらを満たすトレーニングベルト↓↓

 

中級者,上級者に向いているトレーニングベルト.

腰への負荷にも比較的耐えられて、安定したフォームでトレーニングが出来る筋トレ中級者,上級者は、
動きがなるべく制限されように、幅は比較的狭めのものを選ぶ方が良いです○

 

そして重い重量を扱うことになってトレーニングベルトにかかる圧も大きくなるので、
材質は厚くて丈夫な硬めの革製のものを選びましょう!

 

バックルに関しては、マジックテープ式だと大きな重量を扱うことで高い腹圧がかかって外れてしまう可能性があるので、
バックルは穴にピンを通して固定するピンタイプを選ぶべきですね♪

 

革製のものを選ぶと自然とピンタイプのものになってきます!!

 

これらを満たすトレーニングベルト↓↓

 

最後の一言

腰に負担が掛かるメニューに取り組む際は、男女,年齢,筋トレ歴,扱う重量など関係なく、トレーニングベルトを付ける意味というものが存在します!!

 

重量を落として鍛える際や、あまり腰に負担が掛からないレベルのトレーニングでは逆にむしろベルトを使わない方が腰回りや体幹が鍛えられるので付けない方が良いです!

 

ですが最大限の力を発揮したい時や、少しでも腰への負担が心配な方など、
今回紹介した”トレーニングベルトを付ける理由”が当てはまる方は絶対に付けた方がプラスになります!

 

自分にもトレーニングベルトが必要だと知った方は、ぜひベルトを取り入れて筋トレをさらに充実させてくださいね☆彡

 

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