今回はそんな”良い汗と悪い汗の違い”について説明していきたいと思います★
良い汗と悪い汗の違いと良い汗をかくための方法
● 良い汗と悪い汗の違い.
特徴 | 良い汗 | 悪い汗 |
ニオイ | 少ない | 多い |
肌ざわり | サラサラ | ネバネバ |
味 | ほとんどしない | しょっぱい |
蒸発 | しやすい | しにくい |
粒の大きさ | 小さい | 大きい |
表の違いを見れば分かるように、良い汗と悪い汗というのはかなりの差があります☆
悪い汗は私たち人間にとって不快の何物でもありませんね。。。
この基準を見れば、いつも書いている汗が良い汗か悪い汗か簡単に判断することが出来ると思います○
ではなぜこのような汗の良い悪いが生じるのか?
● 良い汗と悪い汗の差が生まれる理由とは?
汗の質に差が出る一番の要因は、「余分な成分が含まれているか否か」です。
この余分な成分というのが先ほどの表にあった、ニオイ・ネバネバ・しょっぱいといった原因となっています!
要するに、良い汗には不快な思いを引き起こす余分な成分の量が少なくほぼ水のような汗なのに対し、
悪い汗は不快に思う原因の余分な成分が多く含まれて体から排出されているというわけなんですね。
”なぜ悪い汗は余分な成分が混じって出てきてしまうのか?” についてですが、人間の汗は…
という流れで出てきます。
● 良い汗をかくための方法.
1、汗をかく習慣を付ける.
悪い汗の原因である汗を運ぶ管の機能の低下ですが、これは汗をかくことでしか鍛えられないと言っても過言ではありません!!
つまり日頃から汗をかいていない人ほど悪い汗が出てくる可能性が高くなるというわけです!!
ですので寒くて汗の量が減っていた冬から少し暖かくなって、汗をかき始める春先から梅雨時期ぐらいの時期の汗って臭ったりベタベタしたりしやすいんです!!
逆に自然と汗をかく量が増える夏の汗って臭いがマシだったりあまりベタベタしませんよね?
これらの現象は、汗をかく習慣の有無が影響しています★
汗をかく習慣があると、汗を運ぶ管が余分な成分を再吸収する機能が高くなるので良い汗をかきやすくなるというわけなんですね○
その中でも一番汗をかく習慣で健康的なのはやはり「運動」です!!
ですがそれ以外にも、サウナやお風呂などで汗をかくことや少し厚着をして汗を流すということも良い汗をかくためには有効な手段です○
汗をかくことから逃げていてはどんどん悪い汗しかかけないようになるので、積極的に汗をかくようにしましょう♪
2、一度に大量の汗をかいたり、長時間汗をかき続けない.
前項目で汗をかく習慣が必要と言いましたが、実は汗をかき過ぎたり汗をかき続ける時間が長くなることはかえって悪影響なんです×
それは、汗を運ぶ管を通る際の余分な成分を体に再吸収できる機能に限界があるからなんです。
要するに、余分な成分を再吸収できる限界の量や時間があるので、
大量の汗や長時間汗をかくと、限界を超えた汗というのは全て余分な成分が吸収されていない悪い汗ということになるんです×
もし極度の汗っかきで悪い汗をかいている方や、汗の量が増えたり汗をかき続けたりしそうなときは、
制汗スプレーで汗の量を抑えることも良い汗をかくためには必要になってきます○
3、水分をしっかり摂る.
汗の成分というのは99%以上が水です!
ということは残りの1%の中に悪い汗の成分があるわけですが、
体の中の水分が少ない状態で汗をかくと、どうしても悪い汗の成分の割合が高くなってしまいます⤵
良い汗をかくためには、汗の中の水の割合を上げるためにしっかりとした水分補給も必要となります!!
しっかり水分を摂ってしっかり汗をかくと、体の中の水分の入れ替わりが早くなるので、体内の水分がきれいな状態で保たれますよ♪
最後の一言
今回良い汗と悪い汗についてお伝えしてきましたが、、、
「悪い汗をかいている=何らかの不具合が起こっている」
というように、汗というのは健康状態のバロメーターとしても考えることができます!
”悪い汗をかいている”というのは不快な思いをするだけでなく、不健康な表れでもあるので、
ぜひ良い汗をかくための方法を日常生活に取り入れて気持ちの良い汗をかきましょう♪