「喫煙歴12年の男(私)が、完全自力で禁煙を一発成功させた方法や考え方」についてリアルに書きつづっていきたいと思います!!
禁煙体験談
● 喫煙人口の推移.
下の表が喫煙人口の推移となっています。
男性 | 女性 | |
昭和40年 | 82% | 16% |
昭和50年 | 76% | 15% |
昭和60年 | 65% | 14% |
平成10年 | 55% | 13% |
平成20年 | 40% | 13% |
令和元年 | 25% | 8% |
男性も女性も年代別に分けて細かく見れば多少の差はありますが、それほど大きな差ではないので、”男性”と”女性” という大きなくくりで書き出しました〇
見てもらえれば分かるように、男性も女性も喫煙者は増えることなくどんどん減ってきています!!
女性に関しては元々の喫煙率自体低いですが、それでも昭和40年ごろに比べると現在は半分に減っています!
男性にいたっては5人に4人だった喫煙率が今では4人に1人というところまで減っています!!
喫煙者がどんどん減っているということは、成人しても全く吸わない人が増えているだけでなく、禁煙している人が増えているという背景もあります!
ということは、禁煙に挑戦する人自体が増えて、禁煙に成功した人も,失敗してしまった人もどんどん増えているということになります。
それでは次に、禁煙の成功率について見ていきましょう。
● 禁煙成功率について.
現在日本では、自力で禁煙に挑戦して成功するのは10%程度で、禁煙外来等で治療した場合の成功率は70%程度と言われています!
しかし!!
この治療した場合の成功率70%というのは、禁煙外来(3か月間)に通えた人の割合のことです。
ですので、禁煙外来に3か月通って断念した人もいますし、通いきっても成功出来ない人もいます!!
さらに、治療をして禁煙に成功できたとしても1年以内に喫煙を再開してしまう人はなんと60~70%近くいるんです×
治療せずに自力で禁煙に成功した10%の人の中でも、”1年以上禁煙を継続できた”という条件を加えると、成功率は5%に満たなくなります。
自慢っぽくなりますが、私はこの5%未満の中々凄い禁煙成功人間ということになります!!
結局のところ何が言いたいのかというと、禁煙すること自体も険しい道ですし、禁煙を続けることもさらに難しいということです。
それではいよいよ本題の「私が一発で喫煙をやめられた方法・考え方」について紹介していきます!
● 完全我流の禁煙方法.
方法1 禁煙することを口外しない.
一般的に自力で禁煙する場合、禁煙宣言をして ”吸えない” ”吸わない” 環境作りが大事だといわれていますが、私はあえてそれはしませんでした!
なぜかというと、禁煙宣言をして、もし失敗してしまった場合に自分にマイナスしかないからです!!
失敗した時に…
・禁煙できなかった自分を責める。
・周囲からの信用・信頼が無くなる。
・失敗してしまった自分に自信がなくなる。
など、良いことが何もないことに加えて、再挑戦する気すら奪われてしまいます⤵
「失敗した時のことを考えてどうする?」と思うかもしれませんが、
禁煙に成功できる人がかなり少ないことは紛れもない事実なので、失敗した時のことを考えない方が間違っています×
もちろん自分にプレッシャーを与えて成功できる人もいると思います。
ですが、そのプレッシャーのかけ方が良くない方に作用してしまうから禁煙成功率が低いというふうにも考えられます!!
現に私は”無駄なプレッシャーを与えすぎずに気楽に取り組む”という方法をとって成功することができました○
方法2 タバコが吸える環境をそのまま残しておく.
こちらも環境づくりに関してですが、吸えない環境を作るためにタバコや灰皿は捨てるべきだという意見が多いですが、これもあえてしませんでした!
理由は、
・いつもの環境を変えると、余計にタバコのことを考えてしまいそうだから。
・いつでも喫煙できるという誘惑に耐えられない時点で禁煙に成功できない。
このように思ったからです!
しかも日本ではタバコや灰皿を捨ててもすぐに手に入ります。
私としては、タバコや灰皿がある状況で我慢することがまず禁煙の第一歩だと位置づけていました○
結果的に、毎回訪れるその小さな誘惑に耐えていくことの積み重ねが禁煙につながったと強く思います☆
方法3 「とりあえず今我慢してみよう」の積み重ね.
特に禁煙に取り組み始めた間もない頃は、とてつもない喫煙欲がこれでもかというぐらい襲ってきます。
そんな時に私を救ったのが、「とりあえず今我慢してみよう」という考えです!!
私も禁煙して間もない頃は、
・朝起きた瞬間.
・朝ご飯を食べた後.
・通勤途中.
・10時の小休憩.
・昼休憩入った瞬間.
・昼ご飯を食べた後.
・15時の小休憩.
・仕事終わり.
・お酒を飲んでいる時.
などなど、次から次へと喫煙欲が襲ってきていました!
その一つ一つの欲に我慢しなくてはならないので、「頑張って1か月間禁煙してみよう」みたいな長期的な目標ではなく、
「とりあえず次の1本を我慢してみよう」という意識の積み重ねの方がよっぽど大事です★
そして、”よしっ!! 1本我慢できた!!” という自信が付くのと同時に、
”さっき我慢できたから次の一本も大丈夫!!” という意識も生まれるので、さらに禁煙成功が近づいてきます⤴
方法4 口寂しさをあの手この手で紛らわせる.
今まで日常的に行っていた、”タバコを口にくわえて吸う”という行為をやめると、吸いたい欲と共に何とも言えない口寂しさを感じてしまいます。
これは禁煙するとほぼすべての人が通る道で、その口の寂しさを紛らわせることは禁煙の非常に大きな課題でもあります!!
私の場合、その口の寂しさはガムや飴や大好きな和菓子などで何とか紛らわせていました!
正直なところ、口寂しさを紛らわせるために出費は結構かさみ、体重も増えてしまいました。
ですがタバコ代が浮いていますし、タバコをやめることによる健康効果を考えると余裕でプラスです!
何もかも我慢してしまうことは禁煙の成功率を下げるだけです!!
「ただでさえタバコのニコチンを我慢しているんだから口の寂しさぐらいはちゃんと満たしてあげよう」という気持ちで、
口寂しさをあの手この手で紛らわせる必要があります!
現在では口の寂しさを解消させるための、加熱式たばこの本体で使用できるニコチンゼロスティックも開発されています☆
方法5 自分を褒める.
とにかく今まで何の気なしに吸っていたタバコをいきなりやめるということは辛く険しいものです。
ですが非喫煙者の人にはその事実が中々理解してもらえないので、禁煙するということに関しての温度差はすごく感じられます。
禁煙に挑む張本人が、禁煙のことを「出来て当然」「出来てもすごくない」と思ってしまうと、
禁煙のモチベーションがダダ下がりしてしまうので絶対に避けなければなりません×
私は毎日毎時間毎秒、「自分は今禁煙できている。すごい!」と、自分で自分をしっかり褒めて禁煙生活を続けていました○
非喫煙者の人にはわかってもらえなくても、喫煙者の人や禁煙を経験した人は禁煙の辛さが痛いほど分かっているので、
堂々と禁煙している自分を褒めてあげてください♪
方法6 禁煙生活を振り返りながら進む.
禁煙というのは言い方を変えると、喫煙したくなる衝動と戦って勝っていく行為です!!
私も何度もその衝動に負けそうになりました!
そんな時に踏みとどまる原動力となったのは、「今まで我慢してきた日々や我慢した,できた時の感情」です!
吸いたい衝動が襲って来る度、「今この衝動に屈してしまったら今までの我慢してきたことの全てがパーになるぞ」と言い聞かせて何度も踏みとどまることが出来ました!!
積み重ねてきた禁煙の日々を、ことあるごとに思い返すことは喫煙欲に打ち勝つ方法でもあります○
最後の一言
何度も言いますが、禁煙というのは本当に成功することが難しい挑戦です!!
私は一度目の挑戦で約3年間の禁煙に成功できている状態ですが、
正直なところ全く吸いたくないと思えているわけではないので、いつ吸いたい欲が襲ってくるかは分からないというのが現状です。
ですが禁煙して過ごしている今の期間は、本当に目に見えて健康面も良くなっていますし、自分に充てられる時間がかなり増えたことは紛れもない事実です○
百害あって一利なしのタバコの誘惑に打ち勝ち続けてスゴイ人間になり、より大きな幸せを掴んでください☆彡