筋肉と基礎代謝の関係と3種類の代謝について説明します☆

筋肉と基礎代謝の関係と3種類の代謝について説明します☆
 
人間は基礎代謝量が上がると自然と太りにくい体質になり、体の様々な機能が整って健康になります○
(基礎代謝については後ほど説明します。)
 
そんな生きていくために重要な基礎代謝ですが、この代謝を良くするためには筋肉量を増やすことが有効といわれています!
 
どうして筋肉量が増えると基礎代謝量がアップするのか?
この疑問に対して当記事で分かりやすく解説していきます!!
 
そして『基礎代謝』『活動代謝』『食事誘発性体熱代謝』という人間の3種類の代謝についても説明していきたいと思います!
 
今さら聞けない代謝のことをぜひ覚えて帰ってくださいね♪
 

筋肉と基礎代謝の関係と3種類の代謝について

 

● そもそも代謝ってなに?

首をかしげている女性
生命の維持のために有機体が行う、外界から取り入れた無機物や有機化合物を素材として行う一連の合成や化学反応のことであり、新陳代謝の略称である。

[Wikipediaより一部抜粋 リンク先:代謝]
 
ちょっと複雑なので、さらにかみ砕いて説明すると…
・食事などで体の中に取り入れたものを体内で消化&吸収し、体を動かすためのエネルギーに変えること。
です!!
 
「食べた物の中でエネルギーとして使えるものはエネルギーに変換し、体に不必要なものは汗や尿や便などで体の外へ排出する」
という生きるための分別作業を行ってくれる働きが「代謝」というわけなんですね☆
 
そしてこの「代謝」というのは、大きく3つの種類に分かれています!
 

● 人間が有する3種類の代謝.

1、食事誘発性体熱代謝

ご飯を食べている子供

食べ物を体内に取り入れるときに消費されるエネルギーのこと。

 

人間は食事によって食べ物を摂り入れると、体の中の臓器や消化器官などは消化や吸収や排出などをするためにフル回転します!!

 

その消化や吸収や排出のためにフル回転している際に消費されるエネルギーが”食事誘発性体熱代謝です。

 

食事をすると体がポカポカして、じんわり汗が出てきたりなんかするのはこの代謝の影響なんですね♪

 

ですがこの食事誘発性体熱代謝は、代謝全体を見た時には数%の割合しかないので、それほど代謝全体に影響するものではありません。

 

2、活動代謝

走っている肥満男性

勉強や仕事などで脳を働かせている時や、運動や家事などで体を動かしている時など、脳や体を活動させている時に消費されるエネルギーのこと。

 

運動をして痩せていくのは、この活動代謝が増えることによるものです☆

 

体は動かしていなくても長い時間集中しているとお腹が空くという現象も、
脳の活動代謝が増えてエネルギーが無くなったから食事を求めるようになるというわけなんです!!

 

この活動代謝は代謝の約20%を占めています。

 

ですので、かなり頑張って運動してもそれほど消費カロリーは増えません×

▼参考記事▼

有酸素運動の消費カロリー量は少ない。 30分歩く=食パン1枚の現実  有酸素運動といえば、ダイエットや脂肪燃焼のために効果的な運動とされていますが、実は意外と消費カロリー量は多くありません× この記事では…「有酸素運[…]

 

3、基礎代謝

血圧計を測っている

呼吸をしたり、体温を調節したり、心臓の働きによって血液を循環させたりと、体や脳を全く動かしていなくても消費するエネルギーのこと。
 
この基礎代謝は、寝ている時やぐーたら過ごしている時でも耐えず働いているものです!!

 

個人差はありますが、代謝のおよそ7割がこの基礎代謝が占めています!!

 

ですので、”基礎代謝量をアップさせること=全体の代謝量アップにつながる”というわけです☆

 

そしてこの基礎代謝量を上げるために必要なことが「筋肉量アップというわけなんです♪

 

ではなぜ ”筋肉が代謝の中で大きな割合を占めている基礎代謝に関係してくるのか?” 

その辺りのことをこれより説明していきます!

 

● 筋肉と基礎代謝の関係性.

まず、「体のどの部位がどのぐらい基礎代謝に影響を与えているのか?」について説明しておきます!!

 

骨格筋 (筋肉) 約25%

肝臓 約20%

脳 約20%

心臓 約10%

肝臓 約7~8%

その他 約15~20%

このように、基礎代謝の約1/4が骨格筋(筋肉)の働きによるものです。

 

ですので、筋肉量を増やせば基礎代謝量が必然的に増えるというわけなんです☆

 

そして他の部位を見てもらうと分かるように、量が減ってしまったり、意図的に増やしたりできるのは骨格筋(筋肉)しかありません!

 

よって、基礎代謝量を上げるために私たち人間が出来る一番の手段は”筋肉を増やすこと”なんです★

 

では、「筋肉量を上げると具体的にどのように代謝アップにつながっていくのか?

 

このことについて最後にお伝えしていきますね。

▼筋肉量を増やすために欠かせないプロテイン(男性用)▼

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女性用プロテインのおすすめ5種を紹介★美ボディ実現には必須!! ● 体を引き締めたい.● 醜い脂肪を減らしたい.● キレイなくびれを手に入れたい.という想いを持ってトレーニングやヨガに一生懸命励んでも[…]

 

● 筋肉量を増やすことで代謝量が上がる仕組み.

・血液の循環が良くなるから。

血管内部

基礎代謝の大きな要素として”血液の動き”があります!

 

要するに、血液が活発に動けば動くほど、隅々に行き渡れば行き渡るほど、それだけエネルギーを使っていることになるので基礎代謝はアップします⤴ 

 

そして血液は、心臓からの圧と筋肉の働きによって運ばれているものなので…

筋肉量がアップすると血液の循環量も高まる → 血液の循環量が高まると基礎代謝量も上がる

という流れになるので、筋肉量が増えると基礎代謝が上がるんです⤴

 

・筋肉が臓器を守ってくれるから。

臓器のシルエット

基礎代謝の大部分を占める、呼吸をしたり、体温調節をしたり、血液を循環させたりするためには、正常な臓器の働きが必要不可欠です!!

 

要するに臓器の働きが悪ければ、様々な機能が低下して基礎代謝が落ちるというわけです⤵

 

そこで筋肉量アップが効いてきます!!

 

筋肉は臓器の周りに付いていて、臓器の働きを補助したり、衝撃から臓器を保護する役目を担っているので、
筋肉量がアップすると比例して臓器の機能がアップします↑

 

ですので筋肉量がアップすると基礎代謝量もアップするというわけなんです○

 

中々筋肉量が増えない人は筋肉が付きにくい体質なのかもしれません!!

 

一度遺伝子検査をしてみる価値はあるでしょう☆彡

筋肉遺伝子検査が気になる方はこちら→「筋肉が付かない原因は遺伝? 今すぐ筋肉遺伝子検査で体をCheck!」

 

・体が強くなって活動量が増えるから。

ランニングをしている男性のイラスト 筋肉には骨と骨をつなぎ合わせる役目があります!

 

ですので、筋肉が増えると骨と骨の働きが強くなり体全体も強くなります○

 

そうすると自然と体を動かしても疲れにくくなって、活動量が増えます⤴

 

活動量が増えるということは活動代謝がアップするということなので、間接的ですが、筋肉量をアップさせることは代謝アップにつながります○

 

老化と共に活動量が減るのも、筋肉量が減ることが大きな要因です。

 

活動代謝を上げるためにも、体が弱々しくなっていかないためにも筋肉は本当に大事です!!

 

最後の一言

筋肉量を増やすことは代謝量を上げるためだけでなく、体全体の健康を考えたうえでも確実にプラスになることです⤴

 

しかし筋肉はすぐ付くものではありませんし、同じ日常を過ごしていてはいつまでも成長はしません×

 

少しずつ、、、本当に少しずつで良いので、筋肉を付ける努力を行って、筋肉量が増えることによる様々な恩恵をしっかり受けて幸せになりましょう☆彡

 

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