「脂肪を燃焼させるためには汗の量は関係ナシ」この理由とは?

「脂肪を燃焼させるためには汗の量は関係ナシ」この理由とは?
 
タイトルの通り、人間はどれだけ大量に汗をかいても脂肪の燃焼量はほとんど変わりません×
 
ですので、ダイエットということで汗をいっぱいかくためにサウナスーツを着て有酸素運動をしている人がいますが、
この”汗をかくためにサウナスーツを着る”という行為自体にはダイエット効果がないんです×
 
もし、”汗をかけばかくほど脂肪が減って痩せられる” というような考えを持っている人は、、、
「汗の量と脂肪燃焼量が無関係な理由」
「汗の量=脂肪燃焼量と勘違いしてしまう理由」
について、正しいダイエット方法で体脂肪率30%over→12%に減らすダイエットに成功した私がこれより解説していきますので、ぜひ誤った知識を正してくださいね☆
 
誤った知識のまま生活したりダイエットをしていては、脂肪はどんどん溜まっていく一方ですよ×
 

汗の量と脂肪燃焼量が無関係な理由

 

1、汗と脂肪、そもそも物質が違うから.

ダンベル運動をして汗を流している男性のイラスト

まず汗と脂肪の決定的な違いは、”なにでできているか?” です!

 

汗というのは、上がった体温を下げるために、体に溜まった熱を体内の水分と共に放出したもので、物質で言うと「水分ということになります!

 

対する脂肪はというと、脂質」という「水分」とは全く関係のない物質からできています★

 

ですから、体を動かしたり暑いところに居て、体温を下げるための汗という「水分」が減ったところで、
脂肪という「脂質」は減らないということなんです!!

 

そもそも汗と脂肪は全くの別物なので、同じように減ったり増えたりするものではないということですね♪

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2、汗をかく理由と脂肪が燃える理由が全く違うから.

斜め上を見て悩んでいる男性

先ほども言いましたが、汗というのは、体の熱を水分と共に放出して体温を下げて維持するために体内から排出されるものです!

 

ですので、体を動かしたり、気温が暑かったり、血流が良くなると体温が上がりやすいので汗の量が増えます↑

 

逆に快適なところでジッとしていたり、気温が低い時などは体温を下げる必要がないので汗をかく量は減ります↓

 

要するに ”汗の量=体温の調節量” ということになります!!

 

一方脂肪は、呼吸をしたり、体を動かしたり、脳を働かせたり、食べた物を消化したり、心臓の働きで血液を送ったりなど、
人間が生命活動をするために必要なエネルギー量が増えれば増えるだけ、燃焼量が増えていくものです★

 

すごく大まかに分かりやすく言うと、”脂肪燃焼量=消費エネルギー量” ということになります!!

 

このように、汗をかく理由と脂肪が燃える理由が全く違うため、汗をかいても脂肪が燃えるということにはならないということなんですね♪

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以上、この2つの理由から、「汗の量は脂肪の燃焼量に関係しない」とはっきり言えるのですが、
ではナゼ、汗の量=脂肪燃焼量と勘違いしてしまうのか?

 

その勘違いしてしまう理由を知って、汗と脂肪に関する誤った認識を完全に取っ払いましょう☆

 

汗の量=脂肪燃焼量と勘違いしてしまう理由

 

● 汗の量=運動量と認識してしまうから.

走っている肥満男性

例えば同じ条件・距離・速さで走った二人がいて、一方は汗を大量にかき、もう一方は汗をほとんどかいていないとします!

 

客観的にその両者の姿を見た時、明らかに汗を大量にかいている人の方が頑張っているように見えますよね!

 

そして同時に、汗をかいている人の方がさぞ長い距離や速いペースで走ったんだろうという印象を受けると思います☆

 

このように人間というのは、汗の量が運動量に比例しているように勝手に感じてしまうんです。

 

したがって、汗を多くかいたという事実だけで「あれだけ汗をかいたのだから脂肪も多く燃焼しただろう」と勝手に変換してしまうのです⤵

 

現実問題、夏の暑い日に大量の汗を流して1時間走っても、冬の寒い日に全く汗をかかずに1時間走っても、
脂肪燃焼に関係するのは、「1時間走った」という運動量だけなので、汗をかこうがかかまいが関係ありません!!

 

むしろ体を動かしても汗をかかない冬の方がダイエットに向いているという事実があります♪

詳しくはこちら→「冬はダイエットに効果的な季節!! 冬に痩せる3つの理由とは☆」

 

● 汗は目に見えて体内から出ていくため.

扇風機の風にあたっている汗をかいた男性

私たち人間は、脂肪が燃焼していたとしても、脂肪が燃焼していく様子を実際にリアルタイムで見ることは出来ませんよね×

 

でも、体内から出ていく汗は実際に目で見ることができて、肌で感じ取ることが出来ます!

 

そこでダイエット中や脂肪を燃やしたいという想いを持っている人は、
体内から出てきた汗を、都合よく脂肪が燃焼したかのような感覚にすり替えて認識してしまうのです×

 

目に見える汗」「目に見えない脂肪」「脂肪が燃焼していると感じたい」という要素が交錯して、汗の量=脂肪燃焼量という勘違いを引き起こしてしまうんですね。

 

● 汗をかいた後に結果を測定しがちだから.

体重計に乗って数値を見ている女性

ダイエットをしている人や脂肪を落としたいと思っている人の多くは、運動の前後に体重を測っています!!

 

そして運動をしてどれだけ体重が減ったかに一喜一憂しがちです!!

 

でも実際にはこれって、ただ汗をかいた量、すなわち体の中から水分が出ていった量を計測しているに過ぎないんですよね××

 

今まで、”汗の量=脂肪燃焼量ではない”と言ってきましたが、”汗=体内の水分”なので、出ていった水分の量だけ体重が減ることは事実です★

 

ですので運動する前に計測をして、運動をして汗をかいた直後に計測をすると体重はいくらかは減ります○

 

ここで問題になってくるのが、この軽くなった体重(汗の水分量)を、脂肪燃焼量として誤って認識してしまうことです。

 

実際には汗の水分が出ただけなので、水分補給をするとすぐに戻るのですが、
結果が欲しいという気持ちも相まって、運動後の体重減が脂肪燃焼量と勘違いしてしまうのですね。

 

体重を測って記録を付けるという行為自体は良いことなのですが、短期的な結果を欲しがらずに運動の前後どちらかに統一して計測すべきです!!

 

最後に

汗が脂肪燃焼と関係ないということで、汗のことをマイナスに捉えるような記事になってしまいましたが、
汗をかくことは私たち人間にとって非常に大事なことです!

汗をかくことはめちゃくちゃ大事だと分かる記事→「ベタベタでクサい汗は悪い汗! 良い汗をかくためには、、、」

 

今回の記事で正しく理解してほしいことは、
「汗は脂肪燃焼のためにかくものではなく、健康のためにかくもの」ということです!

 

汗の量に惑わされることなく脂肪燃焼に励んでもらいたいのと同時に、
体を元気に健康に保つために汗をしっかりかいてもらいたいなと思います☆彡

 

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