抗酸化作用とは? 知られざる効果と、効果を上げる食材について★

抗酸化作用とは? 知られざる効果と、効果を上げる食材について★
 
この記事では…
「抗酸化作用とはどういう作用のことなのか?」
「抗酸化作用の働きが弱まると、体にどのような悪影響が起こるのか?」
「抗酸化作用の効果を高めるための食材」
について分かりやすく解説しています○
 
今さら聞けない抗酸化作用のことをぜひ知ってください♪
 

今さら聞けない抗酸化作用のコト

 

● そもそも抗酸化作用って何?

WHATと書かれたマーク

まず抗酸化作用という言葉を一言で説明すると、”体が酸化していくことに抗(あらが)う作用のこと” です!!

 

鉄が酸化してどんどん腐ってサビていくように、
人間も、呼吸によって取り込んだ酸素の一部が体をどんどん酸化させて、様々な細胞を退化させる現象が起こります。

 

その細胞の酸化…いわゆる体の老いに抗うことこそが抗酸化作用です!!

 

この細胞の酸化(老い)は人間が生きている以上避けられない現象なので、酸化を ”止める” ではなく、酸化に ”抗う” というわけなんですよね!!

 

では、「抗酸化作用の働きが弱まって体の酸化スピードが速くなると、どのような悪影響が私たちの体に表れるのか?

 

このことについてこれより紹介していきたいと思います。

 

● 体が酸化すると表れてくる悪影響について.

・肌トラブル.

肌が汚れている女性

私たちの体の酸化スピードを上げる大きな要因の一つが、”紫外線” です!

 

人間は紫外線を浴びると体が勝手に反応して活性酸素を多く生み出します。

 

しかしあまりにも多く活性酸素が生み出されると処理しきれず、私たちの体の細胞を老いさせていくのです×

 

そしてこの紫外線の影響を一番受けやすいのが、直接紫外線を浴びる「肌」というわけです⤵

 

ですので紫外線を直接受ける肌に紫外線対策をしていないと、肌の酸化スピードが早まり、シミやシワの増加,ハリや潤いの減少につながってしまうのです。

 

・疲れやすくなる.

充電が無くなった男性のシルエット

人間が疲れを感じている状態というのは、いわば体が酸化して神経細胞が破壊されている状態とも言えます○

 

どういうことかというと、いつもより体をハードに動かすと当然のことながら疲れは溜まりますよね?

 

この現象は、いつもよりハードに動くことで、
大量の酸素を吸い込み、その酸素から余分な活性酸素が生み出されることで酸化が進み、疲れを感じるというわけなんです。

 

適度な運動は、この酸素の消費量と生産量のバランスが崩れないので、疲労が溜まりにくいのです!

 

ですがハードな運動は、酸素の生産量が消費量を大幅に上回ってしまうので、体の酸化が進んで疲労が蓄積してしまうんです⤵

 

要するに抗酸化作用の働きが弱く、体の酸化が進みやすい状態だと疲れが溜まりやすいというわけなんです★

 

歳を重ねると疲れやすくなるという老いも、抗酸化作用の働きが弱くなることが大きな要因です。

 

・脳や臓器などの様々な重大疾病.

血管内部

体の酸化が進み、様々な神経細胞が破壊されていくと、今まで正常に機能していた体の働きが機能しなくなってしまいます⤵

 

脳の神経細胞が破壊されていくと、アルツハイマー病やパーキンソン病、うつ病などの精神疾患を、
臓器関係の神経細胞が破壊されていくと、各種のがんや生活習慣病、心血管疾患などを引き起こします。

 

知らず知らずのうちに体の酸化が進み、初めは軽い症状だったものがどんどん酷くなって重大な疾病につながる可能性が大いにあります。

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と、ここまで体が酸化することで起こる悪影響を紹介してきましたが…

では実際に体の酸化を抑えるにはどうしたらいいか?

 

途中でも言いましたように、私たち人間は不死身ではないので、どうあがいても体は酸化して老いていきます!

 

問題はその ”酸化 (老い) スピードをいかに抑えるか?” ”抗酸化作用をいかに高めるか?” です。

 

そこで効果的になってくるのがズバリ、「食事」です!!

 

体の酸化は体内で起こっているものですので、
「食事で酸化を抑えるための有効な成分を摂り入れ、体内でその成分に頑張ってもらう」という方法が効果的になってきます〇

 

では最後に、「抗酸化作用を高めて体の酸化スピードを緩めるために有効な食材とは何か?」ということをお伝えしていきますね♪

 

● 体の酸化を抑えるための食材・成分.

・緑黄色野菜.

緑黄食野菜

酸化に有効な成分:カロテン(ビタミンA)、ビタミンC

緑黄色野菜に含まれるカロテンは、体内に入るとビタミンAという成分に変わり、抗酸化能力を高めてくれます!

 

他にも緑黄色野菜には体の酸化を抑えるための強力な有効成分…ビタミンCを多く含んでいるので、酸化スピードを抑えるにはとても有効な食材です!

 

ちなみにカロテンは、油と併せて摂るとより抗酸化能力を発揮してくれます〇

 

・酸味を感じるフルーツ.

果物, 新鮮な, ボウル, 各種, フルーツ盛り合わせ, 新鮮な果物, 生産

酸化に有効な成分:カロテン、ビタミンC

果物は酸味を感じる感じない関係なく、摂り過ぎさえしなければ基本的に体に良いものばかりです☆

 

その中でも抗酸化作用という面で見ると、レモンやオレンジ、ミカンやイチゴなど、
酸味が感じられるフルーツが特に酸化を抑えるための有効な成分が多く含まれています〇

 

もし酸味があるフルーツが苦手な方は、バナナもかなり抗酸化能力が高いのでおススメですよ!!

参考記事→「バナナの健康効果7選★ コスパ最強栄養果物の実力とは?スライスされたレモン!」

 

・緑茶、紅茶、コーヒー、ごま、大豆製品.

茶葉をスプーンですくっている

酸化に有効な成分:ポリフェノール

緑茶,紅茶,コーヒー,ごま,大豆製品などに含まれる ”ポリフェノール” も酸化を抑えることに関してはかなり有効な成分です!

 

ポリフェノールというのは、いわば細かい成分の総称で…

緑茶 → カテキン.

紅茶 → テアフラビン.

コーヒー → クロロゲン酸.

ごま → セサミノール.

大豆製品 → イソフラボン.

というようにこれらの食材のこれらの成分が抗酸化作用の働きを上げてくれます☆

▼参考記事▼

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最後の一言

人間は確実に老いていく生物ですが、その老化スピードに抗って若々しく元気に過ごせる時間を増やすことはできます〇

 

そのために今回紹介した抗酸化作用の働きを強める食材を積極的に摂って、
なるべく体の酸化スピードを早めるような行動(喫煙、過度な運動、ストレス過多、紫外線を多く浴びる etc)は避けましょう☆

 

後悔のない年齢をとっていきましょうね♪

 

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