お茶の中で体に良いのは…緑茶?麦茶?烏龍茶?ほうじ茶?

お茶の中で体に良いのは…緑茶?麦茶?烏龍茶?ほうじ茶?
 
日本では緑茶や麦茶,ウーロン茶やほうじ茶など、実に様々な種類のお茶があります!!
 
そしてそれぞれのお茶の味や成分は、「全く別の飲み物?」というぐらい違いがあります☆
 
一般的に”お茶は体に良い”とされていますが、それはどのお茶のどういった効能のことを言っているのか?
 
今回はその辺りの「お茶の種類と健康効果の関係」について見ていきたいと思います○
 
咳を抑えたいのに熱を下げる薬を飲んでも意味がないように、自分が欲している効果をもつ種類のお茶を飲まないと「お茶=体に良い」とはなりません!!
 
ですので、それぞれのお茶の特長を理解したうえで飲むのと、
ただ「体に良いから」といって種類を選ばずに適当に飲むのとでは効果の表れ方が全く違ってくるというわけです。
 
各種類のお茶の健康効果を知って、”自分と相性の良いお茶” ”自分が求めている効果があるお茶” をぜひ見つけてください♪
 

お茶の種類と健康効果の関係について

 

● 迷ったらコレ!!
「緑茶」

緑茶

・抗菌作用.

・虫歯予防.

・肥満予防.

・抗ガン作用.

・抗酸化作用.

・高血圧予防.

・抗ウイルス作用.

”迷ったらコレ” という抽象的な表現になりましたが、効果を見ても分かるように、「緑茶」はお茶界の中でもかなり効果が多いお茶なんです◎

 
ですので、多くの人が思い描いている お茶=体にいい という概念に一番ふさわしいお茶ということが言えるでしょう!
 
しかし「緑茶」と一口に言っても…
・摘み取るまで茶葉を日光に当て続ける製法で、渋み成分の”カテキン”の含有率が高い「煎茶
※日本で一番出回っていて、緑茶の8割以上がこの煎茶が占めている
・日光を遮る期間を3週間以上設けることで渋みが抑えられている「玉露
・玉露と同じ茶葉を乾燥させて粉末状にした「抹茶
・新芽を刈った後に出てきた芽で作られる「番茶
・煎茶や番茶を強火で焙煎して、苦みや渋みを抑えた「ほうじ茶」← 後ほど紹介
など、緑茶の中でも栽培方法や過程の違いなどで呼び方が変わってきます!
 
そしてそれぞれの種類で多少ですが効果に違いがあります。
 
先ほど紹介した効果に関しては、緑茶の中でも一番割合の高い煎茶の主な効果を紹介しました〇
 
そんな万能な効果を持つ緑茶ですが、他のお茶にはない大きな注意点が一つあります!!
 
それが「カフェイン」です。
 
人間はカフェインを多く摂取しすぎると、神経が過敏になって過度に興奮したり不安症状が出たり、睡眠障害や胃が荒れるなどの健康被害が出てしまいます⤵
 
一日のカフェイン摂取量の目安は、コーヒー1杯(150ml)であれば3~4杯まで、緑茶湯呑み1杯(100ml)であれば15杯~20杯となっています。
 
緑茶だけで一日のカフェイン摂取量の目安を超えることはないかもしれませんが、
コーヒーや紅茶など、他のカフェインを含む飲み物を飲む方はカフェインの過剰摂取に注意が必要となります!!
 
逆に言うと、緑茶はカフェインにさえ気を付ければ、お茶界NO.1の健康効果を受けられるということです○
 
ぜひ積極的に取り入れてください♪
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● 緑茶をまろやかにした
「ほうじ茶」

お茶を注ぐ様子

・抗酸化作用.
・美容,美肌効果.
・リラックス効果.

緑茶の部分でも少し紹介しましたが、「ほうじ茶」は緑茶独特の苦みや渋みを抑えるために緑茶の茶葉を強火で焙煎して作られたお茶です!

 

緑茶の茶葉を強火で焙煎することで成分が飛んでしまうので、緑茶に比べると健康効果は薄れてしまいます。

 

ですがその分、緑茶独特の苦みや渋みが抑えられて飲みやすくなり、さらにカフェインの含有量も減るので安心して飲むことが出来るようになります。

 

ですので、効果効能は減ったけれど飲みやすくなった緑茶 というイメージですね○

 

そしてほうじ茶は、リラックス効果をもたらすテアニンという成分が優れているので、落ち着きたい時やほっと一息入れたい時などにとてもおススメです!!

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● 小さい子供からお年寄りまで安心して飲める
「麦茶」

麦茶

・熱中症対策.
・血行促進効果.
・美容,美肌効果.
・リラックス効果.
麦茶には「ミネラル」という成分が多く含まれています〇
 
人間はミネラルが不足すると、体温調節機能に異常をきたしたり,血液がドロドロになったり、
イライラしてしまったり,肌トラブルを起こしてしまったりと、様々な悪影響を受けてしまいます。
 
ですので熱中症対策をはじめ、様々な体の異常の予防に麦茶のミネラルが効果を発揮してくれます☆
 
さらにもう一つ,大きなポイントが「ノンカフェイン」という点です!!
 
カフェインによる悪影響の心配がなくなるので、麦茶は小さな子供や妊婦さん,お年寄りの方まで安心して飲むことが出来るお茶なんです〇
 
健康効果に対してのデメリットがかなり少ないお茶といえますので、水分補給の中心として考えたいお茶です○
 

● ダイエッターの味方
「烏龍茶」

ウーロン茶

・抗菌作用.
・抗ガン作用.
・抗酸化作用.
・代謝アップ.
・抗ウイルス作用.
・ダイエット効果.
烏龍茶も緑茶には及ばないもののかなりの健康効果を見込むことができるお茶です○
 
烏龍茶は緑茶同様、「カテキン」という成分が多く含まれているので、抗菌作用や抗ウイルス作用,抗酸化作用などの効果に期待することが出来ます★
 
そして烏龍茶の一番の特長は、”ダイエット効果” です!
 
烏龍茶には脂質の吸収を抑えてくれる「烏龍茶重合ポリフェノール」という成分が入っており、この成分が作用して脂肪の蓄積を防いでくれます〇
 
この成分は、食事の前後や食事中に飲むことでさらに効果が発揮されます☆
 
ただし!!
緑茶と同程度の「カフェイン」が含まれていますので、飲み過ぎや寝る前の飲用には十分気を付けなければなりません!
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● 番外編

これまで紹介してきた代表的なお茶の他にも…

・美肌効果のある”大豆イソフラボン”が特徴的な「黒豆茶」

・様々な飲み方があり、リラックス効果やダイエット効果が大きい「紅茶」

・煎茶や番茶に玄米をブレンドし、豊富なビタミンで体を元気にしてくれる「玄米茶」

・抗酸化能力の高い”ケセルチン”という成分が豊富なノンカフェインの「ルイボスティー」

など、健康効果を有する様々な種類のお茶が存在します!

 

味や特長にかなり違いがありますので、自分の目的に合ったお茶を楽しく追い求めることが出来ます♪

 

最後の一言

ちょっと大げさかもしれませんが、”お茶は超安全な飲み薬” といっても過言ではないぐらい、リスクが少なくて効果が高い健康飲料です☆彡

 

少々味にクセがあるものもありますが、そのクセが逆に病みつきになったりすることもありますよね♪

 

いきなり効果を感じられることはありませんが、継続して飲み続けていくと確実にプラスの効果をもたらしてくれます○

 

ぜひ自分に合ったお茶で、幸せな時間を増やしてください☆彡

 

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