高齢者でも出来る”足腰を強くする方法”&足腰の衰えで起こる悪影響

高齢者でも出来る”足腰を強くする方法”&足腰の衰えで起こる悪影響
 
人間の老いと共に顕著に表れる”足腰の衰え
 
人間は筋肉の約7割が下半身に付いていますので、足腰が衰えると体全体がどんどん衰弱してしまいます⤵
 
そうは分かっていても足腰を鍛えようとしない人が多いという事実もこれまた問題です。
 
そうして足腰の衰えから目を逸らしていると、出来ていたことが出来なくなって確実に何らかの悪影響が出て不幸な生活を強いられます×
 
そこでこの度、足腰が衰えて不幸になってしまわないように、
・足腰が衰えることによる体に起こる5つの悪影響.
・足腰が弱い高齢者でも取り組める、足腰を強くする方法.
について説明していきたいと思います★
 
人間として生きていく以上、確実に知っておいて損はない情報ですので、ぜひとも覚えて帰ってくださいね♪
 

足腰が衰えることで起こる体への悪影響と足腰を強くする方法

 

● 足腰が衰えることで起こる体への悪影響.

・血液の循環が悪くなる。

血管内部

人間は心臓から血液が供給され、心臓からの圧と筋肉の働きによって体の隅々まで血液が運ばれていきます!!

 

要するに、筋肉の働きが正常なほど隅々まで血液が届くというわけです○

 

特に心臓から遠くなればなるほど、心臓からの圧が弱まるので、より筋肉の働きが重要となってきます!!

 

心臓から遠くなるというのは具体的にいうと、下半身に下りてきた血液のことです。

 

そこで活躍するのが下半身の筋肉、、、特にふくらはぎの筋肉です★

 

ふくらはぎは第二の心臓と呼ばれているくらい、血液の循環には欠かせない部位です!

 

そんなふくらはぎをはじめとした下半身の筋肉量が、足腰が弱ることで落ちてしまうと、血液を運ぶ働きが弱まって血流が悪くなります×

 

そうして血流が悪くなると、冷えや肩こりなどの身近な症状から、心臓や腎臓などの臓器系の重い病気などにもつながってしまいます。

 

・関節が痛み、骨密度が低下する。

痛そうな膝関節

人間は、立つ、座る、歩く、などの日常生活の基本の動作のほとんどが下半身主体で行っていますよね!

 

そしてそれらの動作を実現させているのは【筋肉】【関節】【骨】の働きです。

 

ですが、足腰が弱くなって下半身の筋肉量が落ちると、自動的に残りの【関節】【骨】に筋肉で支えていた分の負荷がかかってしまいます。

 

骨は少々負荷が強くなっても傷んだり折れたりしませんが、関節は耐えきれず痛みを伴ってしまいます⤵

 

そうなると関節の痛みからどんどん活動量をセーブするようになります。

 

そうして活動量が減っていくと今度は骨への刺激が少なくなって、骨が弱く,もろくなっていきます。

 

足腰が衰え筋力が弱くなることで、筋肉量の減少だけでなく、関節の痛みや骨密度の低下を招いてしまうんですね⤵

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・疲れやすくなる&疲れがとれにくくなる。

膝に手をついて疲れている人

足腰が弱って下半身の筋力が低下していくと、少ない下半身の筋力で普段の動作をこなさなければいけなくなります⤵

 

となると、例えば今まで100の筋力で80の力を出していたところを、80の筋力で80の力を出さなければいけなくなるというような事態が生まれてしまいます。

 

そうなると当然今までより多くのエネルギーを使うことになるので疲れやすくなりますよね。

 

こういった積み重ねによって、足腰が衰えると今までよりも疲れやすくなったり疲れが取れなくなったりするというわけです×

 

・基礎代謝が減ってどんどん肥満になる。

太っている男性がソファーに座っているイラスト

基礎代謝とは、、、呼吸や体温調節,臓器の働きなど、人間が生きていくために必要な体の働きのために要するエネルギー量のことです!

 

簡単に言えば、”寝ていても消費するカロリー”です。

 

この基礎代謝の働きを正常に行うために必要なのが「筋肉」なんです♪

 

要するに、筋肉量が多いと基礎代謝量が増え、筋肉量が少ないと基礎代謝量が減るというわけです!

 

冒頭でも言いましたように、人間の7割近くの筋肉が下半身にあるので、足腰が弱って下半身の筋肉量が減ると、比例して基礎代謝量も減ってしまいます。

 

基礎代謝量が減るということは消費カロリー量が減るということなので、イコール太りやすくなるということです。

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・転倒しやすくなる&転倒した時のケガが重症化しやすい。

転んでいるピクトグラム

足腰が弱ると自然と踏ん張る力も弱くなっていきます!

 

ですので、今まではつまずいても踏ん張って体勢を持ち直せていたところが、踏ん張り切れずにそのまま転倒してしまう可能性が高くなるのです。

 

さらにもっと弱っていくと、”派手な転倒になる+骨が弱くなっている”という要素によって、骨折という大きなケガになるリスクも高まります。

 

足腰が弱ると、今まではつまづく程度だったものが転倒し、転倒だけで済んでいたものが大けがになることが考えられるのです⤵

 


では一体、「このような足腰が弱ることによる悪影響を起こさないためにはどのように鍛えればよいのか?

 

”足腰強化” ”下半身強化” と聞くと、筋トレをしないといけないと思いがちですが、そんなことはありません×

 

もちろん筋トレは足腰強化のためには効果的な手段ですが、少しハードルが高いですよね!

 

そこで今回は、「高齢者でも取り組めるような筋トレ以外の簡単な足腰強化方法」をいくつか挙げていきたいと思います○

 

● 高齢者でも取り組める足腰を鍛える方法.

・とにかく歩く

歩いている棒人間

足腰を鍛えるためには、筋トレや走り込みという強度の高い運動までしなくても、しっかり毎日歩くだけで十分鍛えられます○

 

人間の基本はやはり”歩くこと”です!!

 

健康の指標を表すのに、一日○○歩,歩きましょうと言われているくらい、歩くことは本当に健康に影響してくるのです☆

 

一般的に健康のためには、1日8000歩~10000歩が推奨されていますが、
あまり捉われすぎず、今よりも1歩でも2歩でも多く歩くという意識を持つことが大切です♪

 

毎日の歩数はスマートウォッチで管理することで見える化することが出来ますよ☆

 

私も5000円以下で手に入る高機能な「itDEAL」のスマートウォッチで運動の管理を行っています!!

 

とても使い勝手がいいのでかなりおススメです♪

▼参考記事▼

スマートウォッチ 【itDEAL M17】を半年間使ってみた感想★ これより【itDEAL M17】のスマートウォッチを購入し、半年間使ってみて感じたリアルな感想をこれから書いていきたいと思います。 私自身[…]

 

・興味のあるスポーツに取り組む

様々なスポーツのピクトグラム

下半身を強化するために何かに取り組むという意識ではなく、
自分の興味があるスポーツに取り組んで自然と足腰を強くするという方法は非常に効果的ですし、長続きしやすいです○

 

ほとんどのスポーツが下半身を使いますし、何より楽しいという感情が大きくなるので精神面もリフレッシュすることが出来ます!!

 

そうすると様々なことにアクティブになれて、自然と活動量が増えるという間接的な効果も望むことが出来るんです⤴

 

・ついついしてしまっている”楽”をやめてみる

エスカレーターと階段

実は、足腰を鍛えるために何か特別に取り組む以外にも、
日常生活でついついしてしまっている”楽”をやめてみるだけで足腰を強くすることができるんです!

 

例えば、階段の上り下り↑↓

 

階段の上り下りは足腰を強くする日常生活の動きとしてとても効果的なものなのですが、ここにも”楽”が隠されています。

 

それは【手すり】です!

 

手すりを使って階段を上り下りするのと、手すりを使わずに上り下りするのとでは、足腰の踏ん張る力が変わってきます!

 

なので手すりを使うという楽をやめてみるだけで足腰の強化につながるんです⤴

 

他にも、、、

・椅子から立つときに机や膝などを支えにして立つ”楽”

・電車に乗っている時に壁にもたれかかったり、つり革に頼り過ぎる”楽”

・低い場所にある物を取る時に、しゃがんで取らずに上半身だけをかがませて取る”楽” etc

このような普段の生活の中の小さな”楽”をやめていく積み重ねが足腰の強化にとても大きく関わってきます○

 

今一度自分の生活の中で何となくしてしまっている”楽”が無いか確認してみましょう!!

 

最後の一言

紹介したように、足腰が衰えて良いことは何一つありません×

 

下半身だけでなく体全体の衰弱に繋がってしまい、やりたいことが出来ないようになって幸せな時間がどんどん失われてしまいます⤵

 

そうなってしまう前に、身近に取り組めるコトから取り組んで足腰をなるべく若く保ち、足腰の衰えに制限されずに楽しく生きられるようにしましょう☆彡

 

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