方法や注意点を紹介.


今回紹介する【チートデイ】という方法でした☆
ダイエットの停滞期脱出方法”チートデイ”について
● チートデイの意味と停滞期を脱出できる理由とは?
まず初めに、「チートデイとはそもそもどういう意味なのか?」について説明していきます!
という意味なので、チートデイをそのまま訳すと”騙す日,ごまかす日”ということになります!!
「では一体何に対して騙し,ごまかすのか?」
それは、自分の体に対して「ダイエットはしてませんよ~」と騙し,ごまかすのです★
まず‼ そもそも停滞期に陥ってしまう大きな原因は、”体が食事制限に慣れてしまうこと” なんです!
例えば、1日の消費カロリーが約2500kcalの人が、一日3000kcal摂取していて太っていた状態から、食事制限をして摂取カロリーを2000kcalに減らすと…
となるので自然と痩せていきますよね!
ですが、摂取カロリーを2000kcalに減らした状態 (ダイエット期間) が続くと、
体が勝手に「今のままではどんどん痩せていき飢餓になってしまう」ということで、消費カロリーを抑えようとするのです!!
この働きのことを ”ホメオスタシス効果(恒常性維持機能)” と言います!
この働きによって、「消費2500kcal>摂取2000kcal → 消費2400…2300…2200…>摂取2000kcal」となっていくのでダイエットが停滞期を迎えてしまうわけです⤵
そこでこの働き (停滞期) を打破するためにわざとカロリーを多く摂取して、
「こうやってちゃんとカロリーを摂っているからこのまま痩せても飢餓になりませんよ~」と騙すのです!!
これがダイエットや減量における ”チートデイ” の意味と停滞期を脱出に導くことができる理由なんです○
では具体的に…
・チートデイはどういった人に向いているのか?
・どういったものをどれくらいの量食べて、どれくらいの頻度で取り組めばいいのか?
・チートデイの効果を確実に味わうために何か気を付ける点はないのか?
について、これより紹介していきたいと思います♪
● チートデイに取り組むにあたって.
・どんな人にチートデイは必要か?
「こういう人はチートデイをしましょう!」という明確な基準はありませんが、
「こういう人はまだチートデイに頼るレベルではないですよ!」という大体の基準はあります×
それが下記のような人です…
・体脂肪率が25%を超えている人.
・体脂肪率20%以上の人でダイエットを始めて体脂肪率が5%も減っていない人.
この基準に該当する人は、チートデイに頼るより他に、まずすべきダイエット方法の改善があるということです〇
要するに、まだチートデイを頼るレベルの停滞期ではないんです!!
この状態…すなわちホメオスタシス効果が出ていない状態でチートデイを取り入れると、
単なるカロリー摂取過多になってしまって、痩せるための方法が太るための愚策になってしまうんです×
上記の基準に該当した人はまずダイエットの基本中の基本である、食事制限に対する考え方を考えてみてはいかがでしょうか?
→「ダイエット中に食べてはいけないもの5選★ 太る食事とは一体?」
上記の基準に該当せず、順調に減量が進んでいたのにも関わらず、
急にダイエットの成果が鈍化してしまった人に関しては、チートデイを検討していいレベルだと言えるでしょう☆
・何を食べればいい?
チートデイで食べるべきものに関しては、”何を食べてもいい”という意見もあれば、”食べるべきものは決まっている”という意見もあります!
ですのでこの部分に関しては私の個人的な意見になるのですが、私はこのどちらの考えも必要だと思っています★
どうしてかというと、チートデイの一番の目的は”しっかりとカロリーを摂る”ということですよね!
ということは、食べるものに制限をかけて必要な摂取カロリーを満たせなくなることは避けなければいけません×
さらに、チートデイにはダイエット中の食事制限のストレス発散という役割も担っているので、
チートデイで食べるものはある程度自由にした方が良いと思っています!
ただし!!
だからといってカロリーの高いお菓子ばかり食べたり、塩分の多い高カロリーな食べ物ばかり食べてしまうと、言語道断で体にとって悪影響です×
健康のためのダイエットなのに、何をしているのか意味が分からなくなってしまいます×
ですので例えばダイエット中、大好きな白米の量を制限している人は、ご飯を主体に摂取カロリーを増やすといいです!
ダイエット中に甘いものを制限している人は、チートデイの時ぐらいはご褒美としてカロリーの高いスイーツを多めに食べてもいいと思います。
糖質,脂質,タンパク質,ビタミン,ミネラルの5大栄養素をしっかり摂りつつ、普段我慢している自分の好きなものを多く摂るというイメージで取り組むといいでしょう⤴
【意外!!】高カロリーでも栄養価が高くて体に良い4つの食べ物☆ の記事を参考に、健康的にカロリーを多く摂取しましょう♪
・どれくらい食べればいいか?
チートデイの際に摂取するカロリー数ですが、おおよそ ”体重×40~45キロカロリー” が目安です☆
自身の基礎代謝量やダイエット中の摂取カロリー数によって判断する方法もありますが、少し複雑なので今回は分かりやすい体重を基準にしました〇
ダイエット中の人でカロリーを控えている方であれば「え?こんなに良いの?」と思うぐらいのカロリー数になりますが、
それぐらいしっかりカロリーを摂取しないとホメオスタシスの働きを解除できないのです×
・どのくらいの頻度で?
体脂肪率 | 頻度 |
20%~25% | 2週間に1日 |
15%~20% | 10日に1日 |
10%~15% | 1週間に1日 |
10%未満 | 4日~5日に1日 |
体脂肪率が低い人ほど、体が飢餓にならないようにと敏感なので、チートデイの頻度を増やさなければなりません!!
反対に体脂肪率が比較的高いと、それだけ体に溜めているエネルギー源の脂肪が多いということなので、
ホメオスタシスの働きは弱く、チートデイの間隔は空いても大丈夫です○
ではここから、実際にチートデイを取り組む際に注意しなければならない点(アドバイス)を紹介していきます!
● チートデイの効果を出すためのアドバイス.
・カロリーをしっかり摂る!
「当たり前じゃん」と思うかもしれませんが、実際には中途半端にカロリーを多く摂取してしまう人が多いんです!!
摂取カロリーを中途半端に増やしただけではただカロリーを多くとっただけで、チートデイの本来の目的である、
「ダイエットしてませんよ~」という合図が送られないんです⤵
慣れるまでは特に、食べるのが苦痛になったり「こんなに食べなくちゃいけないの?」と感じることが多いはずです!!
少し多めの食事をとったぐらいでは、ただ太るだけの食事となってしまいますので、チートデイの効果を出すためにしっかりカロリーを摂取して体を騙しましょう★
・カロリー摂取は一日トータルで考える!
何度も言いますが、チートデイで必要な摂取カロリー数は、ダイエットで食事制限をしている人にとっては中々のカロリー数です!
朝昼晩の3食の内の1食の食事量を増やすだけではほぼ不可能ですし、3食で摂取しようとすること自体厳しいでしょう!!
ですので、一日を通して摂取カロリーを増やす努力を行わなければなりません○
私はチートデイで、1食ずつ食べる量を増やすことに併せて、5食食べるようにして摂取カロリー数を増やしていました!!
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・ダイエット中の食事制限のストレス発散も兼ねる!
チートデイの一番の目的は、体に摂取カロリーは減らしていないと思わせることですが、
それに加えて「ダイエット中の食事制限によるストレスを発散させる」という目的もあります!
ダイエットの基本であり必須な方法が”食事制限”ですが、その食事制限によるストレスは多かれ少なかれ溜まるものです。
ストレスは暴飲暴食に繋がったり睡眠の質を悪くしたりなどの生活習慣の乱れに繋がって、ダイエットの妨げになってしまいます。
そんなダイエットの天敵である食事制限によるストレスもチートデイでしっかり発散させましょう★
本当にこんなに食べて効果は表れるのだろうか?
せっかく頑張って食事制限してきたのにこんなに食べていいのだろうか?
という考えは捨てて、思う存分楽しく食事をとることもチートデイでは大事です♪
あなたはどっち?→「ダイエットに成功する人と失敗する人の決定的な3つの違い.」
・チートデイの翌日からはスパッと切り替える!
普段食べられないものを食べられたり、リミットを外して食事が出来たりで至福の時間を過ごせるチートデイですが、
それが引き金となって、それまで順調だったダイエットの食事制限が乱れてしまっては全く意味がありません×
さらに、チートデイの快感が我慢できずに、チートデイの頻度が増えてしまうことも気を付けなければなりません!!
もしそのような事態を招いてしまいそうなのであれば、チートデイには取り組まずに現状のダイエットを続けた方が確実にダイエットの成功率は上がります⤴
チートデイを取り入れなければ停滞期を脱出できないわけではないので、そのあたりは慎重に判断しましょう!
最後の一言
”痩せるために食べる” という何とも理解しがたいダイエットの停滞期脱出方法ですが、
実に理にかなった方法で、かなり多くのダイエッターやトレーナーが取り入れています★
「チートデイがあるから頑張れる」という声も数多く聞かれるので、
もしダイエットの壁にぶち当たっているのであれば、ぜひこのチートデイを検討してみてくださいね。