全くの勘違いをしている人が非常に多いです⤵
夏ダイエットが危険な理由と秋から冬に体重が増えてしまう要因
● 夏のダイエットが危険で非効率的な3つの理由
1、夏の暑さはダイエットに逆効果だから!
「暑い夏と寒い冬、どちらの方が痩せやすいと思いますか?」と尋ねると、
知識が無い人のほとんどが、なんとなくのイメージで”夏”と答えます★
ですが実際には、人間の体は暑い夏の方が痩せにくく、寒い冬の方が痩せやすい仕組みとなっているんです○
それはなぜかというと、人間は気温が低ければ低いほど体のエネルギーを使って体温を保とうとするからなんです!
というわけで、気温が低い冬は自然と基礎代謝量(消費カロリー)が増えるのでダイエットに向いている季節ということになります○
反対に気温が体温の36度~37度に近ければ近いほど、体温を保とうとするためのエネルギー消費量(基礎代謝量)が減るので、
気温が体温に近づく夏は、四季の中で一番ダイエットに向かない季節ということになるんです!
四季とダイエットの関係についての詳しくは、
→「痩せやすい季節っていつ? ダイエットに適した季節とは一体.」 の記事で書いていますのでこちらも参考に見てみてください。
2、夏に汗の量が増えてもダイエットとは無関係だから!
”汗の量が増えて脂肪が燃えやすそうだから夏は痩せやすい”と思っている人はたくさんいます!!
ですが、汗の量が増えて体重が減ったとしても、
それは一時的に体内の水分量が減っただけで脂肪が燃焼されたわけではないので、水分を摂ればすぐに元通りの体重になるんです★
汗の量=脂肪燃焼量というわけでは無いので、汗をいっぱいかくから夏は痩せるという考えは誤った考えとなります×
詳しくはこちらで→「脂肪燃焼と汗の量は関係なし!この理由こそがDietの第一歩☆」
3、夏バテで食欲が減って痩せるのは超不健康的なダイエットだから!
「ダイエットするつもりはなかったのに痩せてしまった」という人が急増するのも紛れもない”夏”です!
この事実だけを切り取ると、夏はダイエットに向いているように思えますが、夏に自然に痩せる人の多くは、
「食欲が減って食べる量が減って痩せる」という流れがほとんどです。
この事実に関しても、”痩せるための食事制限が出来るからダイエットにピッタリ”というふうに思いがちですが、
問題なのは、夏に食欲がなくなった時に食べるものの多くが、栄養価が高くないものばかりということです⤵
この夏痩せの一連の流れについて表現を変えてまとめると、
「食欲が減って栄養価の低い食べ物ばかり偏って食べた結果、体重(脂肪)以上の体のパワー(筋肉)を失った」と言えるんです!!
ダイエットによって脂肪と共に多少の筋肉が落ちてしまうことは仕方のないことです。
ですが夏痩せの多くは、落ちた脂肪の量の割に合わないぐらいの筋肉量が落ちてしまって、体の活力を大幅に失う不健康的なダイエットとなるんです。
夏に痩せる人が多いということは事実ですが、
それがイコール、”ダイエットに適した季節ではない”ということは理解しておかなければなりません★
暑すぎて運動もろくにできないけど、「夏にどうしても健康的に痩せたい」という人は、
栄養をしっかり摂りながらダイエットサプリに頼って痩せるのが現実的な一つの手です○
技術の進歩でダイエットサプリ市場はかなり成長していますので、ぜひ一度 ”ダイエットサプリ夏ダイエット” を検討してはいかがでしょう!
少しでも興味ある方はこちらをご覧ください☆
→「本気で痩せたい人を応援する目的別ダイエットサプリ 4選★」
話は戻りますが、もし夏バテの後押しによって不健康的でもダイエットに成功したとします。
でもそれは同時に秋から冬に体重を大きく増やしてしまうキッカケを作ってしまっているということになるのです。。。
この何とも怖い仕組みについて、これより解説していきますね♪
● 夏バテで痩せると秋から冬に体重が激増してしまう理由
なぜ夏バテ痩せが秋から冬にかけての体重増につながるのか?
それは夏バテによって、、、
”落ちた摂取カロリーでやりくりしようとする体のシステム”と、
”夏に十分な栄養素を摂取できなかった分を取り戻そうとする体のシステム”
があるからなんです!!
人間は摂取カロリーが減った状態で2週間~1か月程度過ごすと、
消費カロリーをなるべく抑えて少ない摂取カロリーでも体重が減らないようにする体のシステムがあります。
この体の現象を”ホメオスタシス(生体恒常性)”というのですが、ダイエットの停滞期中によく見られる現象です!
詳しくはこちら→「ダイエットの停滞期脱出方法”チートデイ”について.」
このホメオスタシスが、秋からの体重激増にどのように繋がるかについてですが、、、
1、夏バテで痩せる前(通常時):摂取カロリー2500kcal+消費カロリー2500kcalで体重維持体質.
2、夏バテで痩せだした時(食欲が落ち摂取カロリーが減った時):摂取カロリー2000kcal+消費カロリー2500kcalで痩せる体質.
3、夏バテで痩せだしてから2週間~1か月経った時(ホメオスタシス発動時):摂取カロリー2000kcal+消費カロリー2000kcalで現状維持.
4、夏が過ぎて食欲が戻った時(秋の体重激増時):摂取カロリー2500kcal+消費カロリー2000kcalで太る体質.
かなり大まかに表しましたが、ざっくり言うとこのような変化が起こってしまいます。
元々の食欲 (摂取カロリー2500kcal) では現状維持できていたのにも関わらず、同じ摂取カロリーでも夏バテ後の秋には太る体質になってしまっているんです!!
要するに、摂取カロリーが減った時には、脳が「飢餓してしまう」と身の危険性を感じるために体が早めに反応して消費カロリーを抑えようとするのですが、
摂取カロリーが元の状態に戻った時には、
「フゥ~これで消費カロリーを抑えなくて済む」ということで、急いで消費カロリーを元の状態に戻そうとならないんです!
要するに、先ほどまとめた [2、] の痩せる体質の期間よりも [4、] の太る体質の期間の方が長くなるので、
夏バテで痩せた後の食欲が戻った秋から冬にかけては体重が激増しやすいんです♪
さらにそれだけでなく、夏バテ中に満足に栄養を摂らず、摂取カロリーが落ちると、
その反動で食欲が戻った時に夏前の元の状態の時よりもさらに摂取してしまう可能性がグンと高まってしまうんです!
先ほどの例でいうと、元の [1、] の状態の摂取カロリーは2500kcalで、食欲が戻った [4、] の状態の摂取カロリーも2500kcalとなっていますが、
それが夏バテ中の不十分なカロリー摂取によって、[4、] の摂取カロリーが2800kcal、、、3000kcalと元の状態より増える可能性が高いということです!
これらの理由から、夏バテで痩せると秋から冬にかけて体重が激増しやすいということになります★
最後に
夏は外での活動量も減りますし、食欲が落ちやすく健康的に痩せにくいので、決してダイエットに向いている季節とはいえません×
不健康的でも、筋肉が落ちてしまっても、リバウンドで今まで以上に太ってしまってでも、
本当にただ単純に体重を減らしたいというのであれば、夏バテを利用して痩せればいいと思います。
でも長い人生の中で、ただひと夏の体重落としのためだけに高いリスクを冒す必要はあるのでしょうか!?
秋や冬の方が断然ダイエットに適している季節なので、そこでダイエットを順調に進めるための準備段階として、
夏は”いかに健康的な生活習慣で過ごすか”ということを第一に考えて過ごしてもらいたいと思います☆