水太りの”症状”と”原因”と”解消法”
● 水太りってどんな症状?
水太りとは…
では「日常生活のどのような事が原因でこのような症状が表れてしまうのか?」
「水太りにならないためにはどのような対策をすればいいのか?」
という水太りになる原因と対策 (解消法) について続いて見ていきましょう!!
● 水太りの原因と対策(解消法).
原因1 運動不足.
人間は運動不足になると、体中の細胞の活動が弱まって、取り入れた水分を尿や汗に変換する機能 (代謝機能) が落ちてしまいます⤵
さらに運動不足によって汗をかく習慣が少なくなると、
汗を生成し排出させる“汗腺“の働きも弱くなるので、体の中の不要な水分を汗に変えて排出する働きも衰えてしまいます。
このように運動不足は水太りの大きな原因となります!!
この原因に対する策としては、運動する以外に方法はありません×
ただし、水太りを解消させるために運動に取り組む一番の目的は、”体の中の細胞を活発にするために体を動かすこと” なので、激しい運動は全く必要ありません×
もちろん、”10分間のウォーキング”よりも運動強度の高い”10分間のジョギング”の方が細胞が活発になって、汗も出やすいので水太りの解消には効果的となります。
ですが、水太りの根本的な解決に何より大事なことは「継続すること」なので、水太り解消のための運動は確実に続けられるものに取り組みましょう!!
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原因2 入浴しない.
お風呂に入らずにシャワーだけで済ましてしまう人や、浸かる時間が極端に短い (2~3分程度) ことも水太りの原因になります。
人間はお風呂に入ると血流が良くなって代謝機能がアップするので、その機会が無い人は水太りの症状が出やすいというわけです⤵
こちらに関しても、対策としては「お風呂に浸かる習慣を付ける」という以外に特別な策はありません×
とはいっても、いきなり理想の”毎日10分間お風呂に浸かる習慣”を身に付けようと思っても難しいと思うので…
・2日に1日お風呂に浸かる。
・シャワーを浴びる時間を長くしてみる。
・3分しか浸からなかったところを5分→7分と長くしてみる。
など、少しでも血流が良くなって代謝機能がアップするようなお風呂の習慣を身に付けましょう♪
原因3 同じ体勢でいる時間が長い.
デスクワークや車・電車での移動,テレビや携帯を同じ体勢で見るなど、同じ体勢で長時間過ごすことも水太りにつながる大きな要因です!!
長時間同じ体勢でいると、体の中の血液の動きが鈍化し過ぎてしまって細胞が正常に機能しなくなってしまいます。
そうすると水分を排出する代謝の機能も鈍くなってしまうので、水太りの症状が表れやすくなります⤵
しかも長時間同じ体勢で居れる姿勢というのはほとんどが座っている姿勢なので、余計に足に水分が溜まっていきやすいんです。
この部分に関しての対策は…「ストレッチやかかとの上げ下げをする」です!!
水太りの症状は体中の血の巡りが良いと表れにくくなるので、血流が良くなるストレッチがとても効果的です○
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そしてもっと手軽に取り組めることが、”かかとの上げ下げ”です!!
かかとを上げ下げさせると、血流のポンプを担っている”ふくらはぎ”の血流が良くなります○
すると下半身に下りてきた血液がしっかり上半身に戻っていくようになるので、水太りの症状が表れにくくなるんです!!
同じ姿勢が長時間続くようであれば、必ずストレッチやかかとの上げ下げをしましょう!!
もし座ってデスクワークをする時間が長いという人は、運動不足解消にも効果があって仕事の効率も良くなる”スタンディングデスクワーク”がおすすめですよ!!
私も取り入れていますが、メリットがホント多いです○
詳しくはこちら→「立って仕事をするメリットとは? 立つだけで得られる5つの効果★」
原因4 日頃の水分摂取量が少ない.
水太りは水分が上手に排出されないことから起こるので、水分の取り過ぎが原因だと思われがちですが、実は逆なんです!!
というのも人間は水分摂取量が減ると、少ない水分量で生活しようとして、摂取した水分を排出する代謝機能を抑えようとします。
そうなると、どんどん代謝機能が弱まってしまって水太りの症状が表れやすくなってしまうのです×
反対に毎日水分をしっかり摂取していれば、それだけ水分を排出しなくてはいけないので、代謝機能が常に正常に働いている状態が保たれます○
要するに水分摂取量が減ると、代謝機能が衰えて水太りのリスクが高まり、
水分摂取をしっかり行っていれば、代謝機能も元気な状態が保たれて水太りのリスクが低くなるというわけです★
この問題の対策も単純で、”正しい量の水分を摂取する”しかありません。
ですが一つ注意点があります!!
それは「摂取回数」です。
1日のトータルの水分摂取量を増やすために1回で補給する水分量を増やしてしまうと、
体が反応出来ずに逆に水太りのリスクを高めてしまう可能性があります✕
ですので、1回の水分補給量を増やすのではなく、飲む回数 (頻度) を増やすという意識がとても大事になってきます○
一般的な成人で”1日1.5ℓ前後の水分摂取が必要”とされているので、その摂取量を基準として、
水分摂取量が少ない人は少しずつ、水分摂取回数を増やして正しい水分摂取量で毎日を過ごすようにしましょう♪
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最後の一言
水太りの原因というのは、運動不足や血流の悪化,水分摂取量の減少など、重大な病気に繋がることばかりです!!
ですので単なる下半身のむくみだということで軽く捉えず、“水太り=重い病気の前触れ“だと重く受け止めて、症状が表れた場合はしっかり対処してくださいね♪
毎日のほんの少しの意識や努力が大きな健康効果を生みますよ◎